73.ホームレンジ
2011 / 07 / 04 ( Mon )
73.ホームレンジ

 ムササビ悠はこの屋敷林で生まれ、6才になる。ホームレンジ(縄張り)の中心は

塒(巣箱)のあるこの屋敷林である。日暮れて暗くなると巣箱から出巣し、子育て・

授乳の忙しい時はこの屋敷林で餌を探すが、いつもは沢伝いに山に行き一晩過し、

早朝に戻ってくる。

71悠N  6月30日 巣箱Nの悠

 昨日、一昨日とも屋敷林にいなかった。

 東日本大地震による崖崩れ工事でダンプ

 カーが行き来する度に顔をだす。(写真

 をクリックすると拡大します。)

/>


71米々630昼  6月30日  巣箱A③の米々(昨年3月
 
 生まれの悠の子)。工事の音に警戒して

 身を乗り出してあたりを見回す。

 いつもなら昼は熟睡しているが、落ち着いて

 寝ていられないようだ。 />


71悠702   7月2日 巣箱Nの悠

 昨日(1日)は屋敷林に帰ってこなかった。

 やはりダンプカーが通る度に顔をだす。

 
/>


71米々702   7月2日 巣箱Sの米々

 巣箱Sはダンプカーの道路から離れて

 いるのでよく寝ている。写真を撮りに

 行くと警戒からか顔を出した。

/>


 先月、悠は3月20日余震の中で生まれた芯々の子育て真っ最中であった(記事71

参照)。芯々はまだ乳飲み子であり、これまでの例ではこの時期、母と子は同居して

いる筈だ。なのに悠は一人で居る。芯々は屋敷林の外にある(どこか知らない)巣穴

にいるのであろうか。それとも、・・・・とても心配である。前者であればホームレ

ンジの拠点がこの屋敷林から移ったとも考えられる。観察地点が広がり観察には大変

だが新たな展開であり、喜ばしいことではある。


 米々は悠と同居こそしていないが、一緒に行動している。朝の帰巣も、宵の出巣

もほぼ同じ時間だし、悠がこの屋敷林にいる日にいて、屋敷林に戻らなかった日は

戻っていない。なお、赤外線ビデオで見るとまだ睾丸は発達していないから、この

屋敷林におり、且つ母親とは付かず離れずの立場なのであろうか。
 

 いつもなら、悠がまず滑空し、続いて仔達が滑空していくが、悠がただ1頭 夕立の

暗い杉木立を滑空し去っていく情景は、印象深いものであった。






スポンサーサイト

テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真

09:19:28 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<74 この子はだあれ | ホーム | 72.日々成長>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://wendey84.blog31.fc2.com/tb.php/98-7b512236
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |