32 お盆のムササビ
2009 / 08 / 19 ( Wed )
32. お盆のムササビ

 6月に楓の木に巣箱を新設したので、この屋敷林でムササビが使用可能な巣箱は

5個になった。8月10日昼、楓の木に新設した巣箱と、この巣箱から40mほど離れた

巣箱(これまで「新巣箱」と呼称)にムササビが寝ていた(巣箱に付けてあるビデオ

から確認)。

 この2匹のムササビが誰なのか、巣箱に付けてあるビデオと写真から判別を試みた。


①「新巣箱」のムササビ
新巣箱悠1新巣箱悠2 />
この映像からは、大人ムササビとしてはすこし小さめに見える。今年3月に生まれ

た紗紗か希希だろうと思った。しかしながら、ビデオが赤外線映像であることと、

カメラレンズからムササビまで近過ぎて、画像細部がよく分からない。これまでの

ビデオ映像と比較しても確信がもてない。確証をうるためには、写真に撮るしかない。

巣箱の近くにデジカメをセットして、昼巣穴から顔を出すのを待つ。待つこと2日、よう

やく顔を出してくれた。

DSC01319新巣箱悠    これまでの写真の中から 最近のもので、

  同じ角度から撮ったものを探し(下掲)、比較する。

  なんだ「 悠 」ではないか。 最近眉間の毛が立って

  きたのが決め手になった(ビデオ映像(上掲右)でも
 
  白く移っているが、ビデオ映像のみからでは判別できなかった)。
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DSC01203悠5月

    2009年5月 の悠(子育て中)





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②楓の木の巣箱の住人は?

楓の新巣箱のムササビ   こちらのムササビは大きい。巣箱いっぱいだ。

 巣箱の平面積は上掲の「新巣箱」と同じだが、こちらは

 カメラがより高い位置にある。赤外線のため、やはり

 詳細・細部が判然としない。
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DSC01311楓の巣箱のムササビ
    楓の木の新巣箱から見えたムササビ

  このムササビは、昼は熟睡していてほとんど顔を

  出さない。頭が平らこと、両目の間隔、色合いなど

  が、昨年生まれの奈々に似ているように見える。
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 これまで、デジカメ一眼レフ写真から個体の特定をしてきたが、この一枚の写真では

分かなかった。(現在ビデオテープから雄、雌など解析中。)



③2匹のムササビの帰巣、出巣の状況。

             「新巣箱」       「楓の木の巣箱」       
    8月 10日    悠            ムササビY
       11日    悠            ムササビY 
       12日    ×            ムササビY
       13日    悠            ムササビY
       14日    ×             ×
       15日    悠             ×
       16日    ×             ×

×はもどってこなかったことを示す。
      悠もムササビYも、他の巣箱A、Bには入らなかった。
      帰巣、出巣時間は、ほぼ一緒であり、約40mしか離れていない
      ことなどから悠とムササビYはお互い気づいていると思われる。
            


 観察をはじめてから、この屋敷林に、悠とその子供達以外のムササビがすみついた

ことはない。この楓の木の新巣箱にいるムササビYがよそから来たムササビであり、

このまま棲み付くのであれば、この屋敷林における新たなムササビ社会のはじまり

となる。悠が7日のうち3日もこの屋敷林に戻って来ないことも初めてである。「ホー

ムレンジ」(テリトリー)に変化があったのであろうか。いよいよ田舎人になるしか

なさそうだ。


 なお、楓の木の巣箱は、6月に設置したが、巣箱の底に蟻がうごめいていて、ムサ
サビが入らないと危惧したが、2ケ月にして使ってもらえた。製作に協力してくれた
O氏、H氏に感謝、感謝。
 

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