15スズメバチと巣箱
2008 / 11 / 05 ( Wed )
15 スズメバチと巣箱

先に、ムササビが入っている巣箱がスズメバチに乗っ取られてしまうことを記載した(先項

「12ムササビ引越しと蜂」)。2ケ月たち、その後どうなったであろうか。2ケ月ぶりに、紅葉

のはじまった11月2日、3日と観察した。


a)巣箱A(出産子育て巣箱、悠が居るのにスズメバチが巣を作り、悠逃げ出す):

  スズメバチが巣穴入り口からさかんに多数出入りしている。ビデオカメラも蝋で固めら

 れてしまい、ぼんやりとしか写らない。もちろん悠は入っていない。


b)奥の杉の木巣箱(9月、悠が入ってるのにスズメバチ出入り開始) : 

  スズメバチは出入りしていない。巣箱の中にスズメバチの巣はない。悠(と奈々)が

 使っているかどうか分からなかった(この巣箱にはビデオカメラが付いていない)。

奥の杉の木巣箱   奥の杉の木巣箱

  1時間ほど数回観察したが、スズメバチはいない。

  ムササビが入っているかどうか分からなかった。         

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c)巣箱D(巣箱Aがスズメバチに盗られ、奥の杉の木巣箱も危うくなったので、9月に

   巣箱Aの近くに新設したもの) : 巣草がたくさん入っている。悠か奈々が使って

   いると思われる。ただし2日、3日ともこの巣箱には入っていない。


新巣箱D   新巣箱D (9月はじめにに設置)

 巣箱Aがスズメバチに乗っ取られてしまったので、     

 すぐ近くの杉の木に、高さ8m、北東向きに設置。

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新巣箱Dの中     新巣箱Dの内部(ビデオから転写)

   設置して2ケ月だが、巣草(杉の皮)がいっぱい。

   11月2日、3日には、この巣箱に悠は戻ってこな

   かったが、巣草の様子からよく使っていることが分かる。

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d)巣箱Bの様子:2日、3日とも悠(と思われるムササビ)が使っている。この巣箱には

          この夏スズメバチは寄りつかなかった。


巣箱B   巣箱B

   2007年.5月に設置。昨年の子供「友友」と「理理」が

   使い、今年生まれた「奈々」が9月まで使っていた。


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巣箱Bの中      巣箱Bの中(ビデオから転写)

   悠か奈々か? 奈々にしては大きいし、悠にしては毛並み

   が若い(これから解析)。巣穴から外を覗いたところを写真

   に撮れば、はっきりするが、寝ていて顔を出さなかった(残念)。

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e)スズメバチに巣箱を乗っ取られないために 

 スズメバチが入ってしまった巣箱A、入りそうになった奥の杉の木巣箱、寄りつかなかっ

た巣箱Bを比較してみると、スズメバチ対策は明瞭である。

 巣箱Aは、ビデオケーブルの導入口に隙間ができてしまいハチはそこを侵入口にして

いた(先項「12ムササビ引越しと蜂」参照)。ハチの数も多くなり、巣も巣箱いっぱいに

大きくなったのでハチは巣箱の入り口から出入りするようになった。

 奥の杉の木巣箱は、巣箱の内部もラッカーで茶色に着色したので薄暗くなっていて、

9月にハチが来たのは、巣の候補地選びにきたものであろう。結局ハチはここに巣を作ら

なかった。

 巣箱Bは、着色せず、明るい。ビデオケーブル導入口に隙間もないので、ハチは寄りつ

かなかったと思われる。 

 要は、巣箱に①隙間が無いようにする、②暗く着色しない、ことである。

民家や崖の木の根にスズメバチが巣をつくるが、このとき「隙間、空間、暗い、雨露しの

ぎ」が条件になっているようだが、巣箱も全く同じと思われる。


f) 今回の観察はたった2日であるが、ムササビは1匹しか確認できなかった。巣箱Bに

いたのが悠とすると、9月には巣箱Bにいた今年生まれの奈々はどこにいるのか。昨年

の子「理理」は母親悠と1年2ケ月いっしょだった。奈々は、奥の杉の木巣箱にいるので

あろうか。次回確認。



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