14ムササビの「可愛い!!」を撮ろう
2008 / 10 / 24 ( Fri )
14 ムササビの「可愛い!!」を撮ろう

 昨今、テレビで、いろんな動物の「可愛い!!」が人気を博しているが、ムササビの

「可愛い!!」を観察し、写真に撮るにはどうしたら良いか。これからムササビ写真を

撮ろうとしている方々へのご紹介。

外を見る子①

   生後2ケ月チョットの男の子「友友」

    


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(1)ムササビはどこにいるか。
    
  インターネットで「ムササビ観察」を開くと、いろいろな観察会、公立の自然観察セ

 ンター、ムササビが見られる旅館、民宿などが数多く紹介されている。各種生息(

 分布)調査からもある程度絞り込める。

 また、自分でムササビのいる場所を探しあてるのも楽しい。山々に連なる大樹のある

 (樹洞のある)神社森が探索の候補である(注1)。


(2)いつが撮りやすいか。

 「可愛い!!」は子供ムササビだ。5月のはじめから6月中旬に、巣穴から顔を出して

 いる(注2)。それも昼間にだ。巣穴から外を見ているときは、脅かさなければ、動く

 ものに興味を示し、いつまでも見ている。目が覚めた母親やお姉さんに巣穴の中に引き

 ずりおろされることもあるが、なんとしても外界の魅力には勝てない。すぐ顔を出す。

 フラッシュも要らないし、300ミリぐらいのレンズがあれば十分。

 要は、顔を出すまで待つ粘り。

  親ムササビも昼間に巣穴から身を乗り出している時がある。夏の蒸し暑い日は、

 涼をもとめて体を巣穴から乗り出し涼んでいるし、場合によっては、全身はみ出しで

 寝ているときもある(注3)。こちらも待つ粘り(写真運の良し悪しはある)が肝心。

5月の連休ごろ新緑の神社森で子供ムササビを見るのは心が和んでくる。6月に

 なると昼でも蚊がいるからたいへんかな。


 なお、本ブログのカラー写真は全てフラッシユなしの昼間の写真。

外を見る子②      今年5月の連休に撮影。

    3月始めに生まれた男の子「明明」。              

    妹の「奈々」も外を見たくて、入り口に手をかけて

    「明明」を下から突き上げているが、「明明」は

    譲らない(本当は2匹が顔を出しているところを撮りたかった)。

    

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(3)フラツシユなしの夜間撮影(チャレンジ)

  ASA感度3200以上の高感度にして、明るいレンズ(できればF2,8)を使うと

 街灯のある神社なら、フラッシユなしで、まあまあ見られる写真にはなる。ただし、

 動いていない時のみ。この条件でアオバズクをずいぶん撮ったが、巣穴の前にでて

 餌を待っている雛は動かないからほどほどの写真になった。


           なお、注1、2、3は、左下の「続きを読む」をクリックすると開く。




ムササビ写真は夜で難しいと思いがち。でも、いがいと簡単。

昼間、神社の森を満喫しながら、抱っこしたくなるような「可愛い!!」を見て、

撮った「可愛い!!」をみんなに見てもらって、

そしていつの日か、「可愛い!!」がもっと近くに住んでるようになって欲しくって。



 


 
注1
 ①ムササビが生息していないところがある。因みに、千葉県は住んでいないと報告され

 ている(縄文時代からも遺跡からムササビの骨が発掘されていない?)。


 ②神社森の付近の人や、宮司、住職さんに聞くのが早い。観察している人たちがいるか

 どうか、ムササビの「食痕」(葉や実の食べ残し)や樹の「皮剥ぎ跡」(巣穴の巣草や食用

 に杉の木などの皮を剥ぎ取った跡)、糞(下草の多いところは見つけ難いが)などを見つける。

 フクロウやアオバズクがいるかどうか(同じ巣穴を使うこともあるとのこと)なども参考になる。

  なお、阿武隈地方でも、どこの神社にでもいるわけではない。観察会や民宿での情報が

 確実かな。

 また、山に入って巣穴を探すのは、簡単そうで難しい。洞のある大きな樹を探すのだが、

 3年かけてようやく一箇所見つかった。それも山仕事をしている人に聞いてやっと探しあて

 た。まして杉の葉を丸めて作った巣はいまだ見たこともない。


注2 生後2ヶ月過ぎになると、母親にうながされて夜巣穴から外に出てくる。始めはすぐ

 巣穴に戻ってしまうが、日(夜)が経つに連れて、外にいる時間もながくなる(本ブログの
 
 「6、生後60日後の家族」参照)。このころ、昼間、母親が寝ているときに、子供達(昼起き

 ている昼型)が顔をだす。

 子供は、3月と9月生まれが多い。したがって5,6月と11,12月がよく観察できる。

 何月何日に生まれたか分かると、観察・撮影も効率的。


注3 子供達が大きくなり、姉さんもいっしょだと巣穴は狭くて暑苦しくなるのであろう。そんな

 時、母親ムササビは外に出て寝ている(本ブログ「9ー②生後60日の家族、宵の出巣」

 参照)。

 
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