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13-2一人暮らしは楽しいか
2008 / 10 / 18 ( Sat )
13 初秋の巣穴(一人暮らしは楽しいか)

 本項は、前項「13初秋の巣穴」の続き

③午後の巣穴

 ・寝姿は、上を向いて大の字。腹ばいは無い。

 ・およそ3分間同じ姿勢で眠り、突然痒いところを掻く動作をする。

 ・頭の位置は巣箱の左側、腰・尻が右側の態勢がほとんどである。「掻く」
  
  時に腰を移動するような大きな動きをしない。

 ・頭と肩で巣箱のコーナーに寄りかかる態勢が多い。

眠り8 巣箱いっぱいを使い、大の字で寝ている。
                      
 巣箱の大きさは、横24cm×縦22cm。

 他の寝姿は注1に掲載した。(左下の「続き

 を読む」をクリックすると開く。)
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④宵の出巣時

 ・巣箱からの出巣時間(19時28分)の40分前から毛繕いを始めた。

 ・この間2回巣箱の外を見て、3度目は出巣となった。

 ・2回目の「外見」は、いつもとは違い、突然飛び上がり、巣穴に飛びつき

  2分間も動かなかった。しずかに巣箱の中にもどり、3分間身じろぎも

  しなかった。

 ・3度目も突然とびあがり、外を1分間見て、ゆっくり出巣した。

警戒 (1)外を巣穴から覗く。顔を少し引っ込めた

  まま動かない。緊張で耳が後退している。



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警戒2 (2)静かに巣穴に身を沈めるところ。

  すこし安心したか。



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警戒3 (3)中腰でジットしている。外の気配を

 うかがう。耳は後退し張り付いている。




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緊張警戒 (4)頭を下げて動かない。耳は後退したまま。
 
  呼吸が背中の動きに表れている。



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④まとめと考察
 
 生後6カ月のムササビの子供を、朝の帰巣から宵の出巣まで観察した。母親は近くの

巣穴にいるものの、この日は子供一人で過した。


1)熟睡3分リズム

 昼の睡眠はおよそ3分間隔である。3分すると目覚めるのは、痒くて目覚めると推察さ

れる。ノミ、虱など吸血昆虫がその因であろう。これらは常時吸血しているだろうから

熟睡のリズムがあり、それが3分間と思われる。これら吸血昆虫の付いていない飼育

ムササビとの比較をすればより明確になると思われる。なお、当家の室内飼い猫は、

20-30分で手足を少し動かす程度であった。


2)寝姿 横向きと大の字

 午前中の寝姿は横向きであり、午後は大の字であった。午前中は横向きを保ちつつ

頭(尻)の位置は巣箱の左右、上下と代わり、手足の位置もそれにつれて変動した。

一方、午後は大の字でほとんど姿勢が変化せず、頭が巣箱のコーナーに寄り

かかっている態勢が多い。午後の大の字のほうが熟睡していると見える。まさに

至福の時である。今後データを収集、解析し、確認していきたい。

 なお、寝ているときに、気候も良いので、尻尾で体を包むことはなかった(4月、

巣立ち前で母親が夜出巣してしまうと、寒いので2匹寄り添い、下向きで、

尻尾でくるんで寝ていた)。


3)外の警戒
奈々は生後6ヶ月であるから、母乳は飲んでいないが、母悠の巣箱に入り込むこと

もあるし、夜の活動では悠の庇護のもとにあることは間違いない。

 この日の「朝の帰巣」では、外の警戒は1回のみ。しかもゆったりとした動きで単なる

確認のように見えた。これは7時半の時も同様であった。そして昼は熟睡し1回も外を

覗かない。

 ところが「宵の出巣」時における警戒は、これまでと全く異なる緊張と恐怖を窺わ

せるものであった。出巣に備えたゆったりとした毛繕いから、一転してすごい速さ

で(ビデオ録画に静止映像で写っていない速さで)巣穴に飛びつき、外を警戒した。

およそ2分間も静止状態にあり、巣穴に戻っても3分ほど恐怖による緊張状態

であった。

 外の様子を確認していないが、成獣オスムササビかハクビシンが、来たと思わ

れる。ここは、フクロウやテンもいないし、草深い杉林に野良猫が入るとは考え

難い。母親悠のホーム・レンジの中心部であり、メスムササビは近寄らない。

 母親悠といっしょの時は、悠が外の警戒をして、子供達は自由気ままにふる

まっていた。奈々は、いま一人暮らしをはじめ、全て自分でしなければならない。

特に、子供ムササビ奈々が、怖い成獣オス(注2)がいるムササビ社会にどう溶け込

んでいくのか、見守っていきたい。


   注1、2は、左下の「続きを読む」をクリックすると開く。

注1 午後の巣箱の中 寝姿
 午後1時前後の36分間の寝姿。およそ3分間眠り、痒いところを掻き(10-20秒)、
 また眠りに就く。
眠り1眠り2眠り3
    ①                   ②                 ③ /> />

眠り4眠り5眠り6
     ④                   ⑤                ⑥  
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眠り7眠り8眠り9
     ⑦                   ⑧                ⑨ 
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眠り10眠り11眠り12
     ⑩                   ⑪                 ⑫ /> /> 
眠り13
     

注2
 ライオン、チーター、特定の猿などでは、子供にとって恐ろしいのは成獣オスと言われ

ているが、ムササビ社会については川道武男氏が雑誌「自然」(詳細下記)で分かり

やすく解説しておられる。是非ご覧下さい。

 「夜をすべるムササビの社会(1) 自然1984年1月号 18-26頁」

 「夜をすべるムササビの社会(2) 自然1984年2月号 64-72頁」
 
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