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11.悠が帰らない(繁殖活動か)
2008 / 09 / 12 ( Fri )
11.悠が帰ってこない(発情・繁殖活動か)

 2008年6月末梅雨、この屋敷森には、悠と生後4カ月の子供(たぶん女の子)か゜

巣箱A(お産をした巣箱)でいっしょに生活している(前項10)。 

悠は、子供1匹との生活になったが、たった2日であるが、これまでになかった行動

をとった。いつもなら昼間は熟睡しているのに、ほとんど寝ないで雨に濡れながらも外

を見ていた。その日、宵の出巣では子供と連れ立って、普通に出て行ったのにもかか

わらず、翌朝は帰らず、翌々日の朝になって、やっと巣箱Aに帰ってきた(子供は、朝

一人で帰巣し、まる1日巣穴に一人で残された)。

 悠は、どこに行っていたのであろうか。なんのために子供を一人にしておいたのか。

いろいろ考えられる(追加1参照)。 もし発情したのであるならば、9月11日に三度目

の出産となるであろうから分かりやすいし、うれしいことだがどうであろうか(なお、秋の

お産ははじめて)。
 
 この森だけの、しかも一人だけの観察では分からないことが多くなってきた。観察範囲

を広げ、そろそろ良い中間を考える段階かと思う。

 以下に、この間の巣箱ビデオ記録とこの森の目視観察をまとめて記す。


 6月27日 日入り19:04  日出4:19 晴れ、とつぜんドシャブリ

   ・悠は子供をおいて、午後2時から3時どこかに出かけた。
   
   ・宵の出巣前、悠は子供をガッチリと抱え込んで授乳(写真①)。
            子供は元気に動き回る。
  
   ・宵の出巣は母子同時(19:34)


 6月28日 朝雨、すごい濃霧、ガビ鳥はげしく啼く、夕方晴れ

   ・朝の帰巣  母子いっしょ、ズブ濡れで帰る(3:47)。顔にダニ(写真②)。
            母子お互いに毛繕い。子、母の耳齧り(写真③)

   ・昼       よく寝る。巣穴からも顔ださない。

   ・宵の出巣  子供出巣(19:23)、3分後に悠出巣。悠が東側の杉林へ滑空。
            子供は樹間を枝伝いに追走。巣箱Bの近くで木々をいったりき
            たり、飛び回る。


 6月29日   雨

   ・朝の帰巣 母子いっしょ。子供はちよっとだけ乳を飲み、すぐ寝た。

   ・昼     悠はほとんど寝てないで外を見ている。顔に雨がかかっているにもか
          かわらず。(ムササビは昼は寝ているものとは限らないという
          ことか)写真④

   ・宵の出巣 前日と同じように子供出巣(19:33)後3分で悠出巣。 
 

  6月30日   晴れ

   ・朝の帰巣   悠帰らず。子供のみ(写真⑤)

   ・昼       悠帰らず。いままでになかつたことである。子供は一人で過ごす。

   ・宵の出巣  子供は一人で毛繕いをし(写真⑥)、外の明るさを時々確かめ、早め
            に(19:19)出巣(写真⑦)。   

 
  7月1日    晴れ

   ・朝の帰巣  悠も子供も帰巣。お互いの毛繕いをし、子供は悠の耳齧りなど。悠
           は子供をガッチリ抑え込んで授乳。(写真⑧⑨⑩) 通常生活に戻る。



ガッチリ抑え込み    ① 悠は子供を両手で抱え込み授乳する。

    こうしないと、子供は跳ね回って、オッパイを飲まない。



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ダニ     ②鼻の上にダニが付いている。

   早朝は雨と濃い霧、ダニのいるような低いところで遊んで

いたのか

   毛繕いなどしている間にダニは見えなくなった。どこにいった

のか。
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耳齧り    ③雨に濡れて帰ってきたので、水分が蒸発し、

   カメラが曇ってしまった。耳齧りは、子供が母の

   耳にすることが多い。悠は気持ちよさそうにしている。

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外を見張る悠
   ④巣穴から外を見(見張り)続ける悠

   顔に雨がかかるのもなんのそのか。でもさすがに

   体は乗り出さない。写真は沢山撮れるが、鼻の頭

   が雨で濡れているのは、なんとも気のどく。   
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子  
   ⑤ 母が帰えってこないが、いがいと平気な様子。                  




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子にゆうねん毛繕い    ⑥母がいないので一人で毛繕い。

   入念、丁寧にシッポの先まで手抜きはしない。

   もう母に手伝ってもらわなくても大丈夫か。

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子でかける    ⑦今日はオッパイなし。毛繕いも終った。

   オッパイない分お腹も空いた。少し早いが出かけよう。

   お母さんはどこにいるのかな。


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帰巣授乳    ⑧母は子供をかかえこみ授乳。

   子供は突き上げ突き上げ飲む。まる1日の

   空白を取り返すように。



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子悠へり毛繕い    ⑨授乳の後、子供は母へ毛繕い。

   母は疲れているのか気持ちよさそうに、身をゆだねている。




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悠と子   ⑩母悠がやさしく子供の毛繕い。いつもの通りになった。

  子供は眠くなり、このあと悠も眠りについた。

   




 母悠がいない1日の空白は何であったのか。子供は一人ですごし、寂しさや怖さを

味わい、母親が恋しかったはずだ。それと同時に、一人で生きることも学んだであろう。

いつもいやがっているように見える授乳も、空白をうめるように、子供は母のおっぱいを

繰り返し突き上げ突き上げ、長くかかった。その後の母への毛繕いも丁寧にしていた。

親子の相愛と子の成長をかいま見たできごとであった。



なお、左下の「続きを読む」をクリックすると「追加1」が開けます。

    
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追加1(アンクル・カナが考えたこと) 

①発情したのか、②自分の「ホーム・レンジ」(注1)に侵入者など変更があったのか、

③怪我・病気か、④子供の育成・教育のためか、⑤産室・育児用巣穴と生活用巣穴は

区別しているのかなど、いろいろ考えられる。

 そこで、昨年の状況と比較してみると、

 昨年この時期には、悠は、子供(友友と理理)を巣箱Aから巣箱Bに移し、自分は、

一昨年もそうしたように、夏用巣箱である楓の木の巣箱(巣箱Bが近くにあり、巣箱B

を見下ろせる)に引越ししていた。この楓の木の巣箱は、昨年の暴風により傾いた

ので撤去してしまった(今はない)。そこで今年はしょうがなくて巣箱Aを使い続けている

のかもしれない(楓の巣箱の代わりに新しく同じ楓の木に巣箱をセットしたが使わない。

何が気に入らないのかな。巣箱の良し悪しはなにか、難しい)。巣箱Bの近くに「奥くの

杉の木巣箱」があるが、今年はシジュウカラが繁殖のためか出入りしている(この巣箱

は2年間あまり使われていない。ビデオ設置なし)。




 いずれの理由にしろ、もう少し、比較実験的な条件をそろえ、情報量を増さねば推測の域を出

ないで終わってしまう。

        注1 「自分のホーム・レンジ」 川道武男氏(「自然」1984年2月号)の言葉
          ムササビの所謂「テリトリィー」表現に、ピッタリと思う。

 
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