167.ムササビの仔のおもちゃか
2014 / 10 / 06 ( Mon )
167.ムササビの仔のおもちゃか

 「ひな」と「ここ」は生後約40日、眼は開いたが、まだ巣箱から出ない。母親悠が巣箱

から出ていくと兄弟2頭で過ごすことになる。自らの毛繕いや巣箱の板壁を伝ったり、

外を覗いたり、お互いじゃれあったりしている。



167ひなとここ杉皮①
  2014.09.24 巣箱B

  巣箱の外からの新しい物。

  それは母が運んでくる巣

  材用の杉の皮(注)。巣床か

  ら引っ張り出して、しゃぶり、

  噛み、丸めたり、のばしたり、

  まるでおもちゃのようだ。
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 この時期の仔ムササビが口にするものは、すべて母からのもの。母乳、唾液(口舐め)、

耳垢(耳舐め)、爪垢(指舐め)など。すべて成長に必須のものであろう。

杉の皮は、巣床にいっぱいあるが、口にするのは運入されたばかりの真新しいものばかり。

新しい杉皮はきつい清涼感があり、噛んでみると苦い。ムササビが杉の木がないところ

には住まないことを考えると、「猫にまたたび」に似た嗜好以上の、整腸剤とか昆虫忌避剤

とかの何か医薬的効用があるのであろうか。

 仔どもムササビが杉皮を口でしごいている様子は、まるで遊んでいるようにも見え

るが、ムササビが生きていくためにたどりついた、何か知らない一大要素があるよう

に思えてならない。




 注 屋敷林の巣箱の巣材はほゞ100%杉の皮である(9年間に1回だけ椿の枝葉を

    若オスが新巣箱に持ち込んだことがある。)。 古木の皮は使わず、30年から50年

   の若い杉で日の当たっている箇所から剥ぎ取って使う(下掲載)。巣箱に搬入する時

   には既に幅5mm~1cm、長さ20㎝程度に整えられているので巣箱の中では古い

   杉皮に絡ませて巣床にする。
   
164悠が皮を剥いだ杉


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