140台風とムサササビ
2013 / 10 / 17 ( Thu )
140.台風26号とムササビ

 10月15日から16日にかけて台風26号が房総から三陸沖を通過した。阿武隈山麓の

ムササビ悠はどう過ごすのであろうか。悠は今年は出産しなかったので、いまだ去年産ん

だ仔が屋敷林にいて、悠とは同居はしないが、悠の巣箱(全6個)を転々としている。


 悠の行動  15日夕方から雨風が強くなる。新聞記載の日の入りは17:03だが

20:26になってようやく出巣した。風雨が一番強くなった真夜中になっても巣箱に

かえってこない。16日朝5時半に巣箱Bに帰ってきた。驚いたことにほとんど濡れて

いない。すぐ、熟睡に入る。(なお、新聞記載の日の出は5:46である。)
 

仔の行動   15日宵の出巣は17:32、夜中にはどの巣箱にも途中帰巣せず、朝

6時直前に巣箱A③に帰巣した。これからが雨風が最も強くなる時間であり、全身ずぶ

濡れである。体の半分は巣箱の中に入ってはいるが、肩から先は巣箱の外に出している。

はじめは体の濡れを乾かすためにやっているのかなと思う。ところが雨風はますます強く

なり、ビデオモニターを見ていると頭を外にだし、時には体半分を外に出している。

 ますます濡れてくる。いったい何があるのだろうか。

140台風の中で
  2013.10.16 9時半

  裏座敷から窓越しに撮る

  斜め下の納屋の1点を

  見つめている。雨しずくが

  したたり落ちている。

/>


 納屋に何かいるらしい。東日本大地震で納屋の土壁が落ちてしまい恰好の穴が開いた

ままである。潜んでいるのはテン、ハクビシン、タヌキ、最近やってきた野良ネコか。

反対側の入口からはいり、棒タタキをした。何かが飛び出したが、何かは分からな

かった。

 その後、仔ムササビは巣箱に中に落ち着いた。風雨にさらされながら、4時間あま

り外を警戒していたことになる。


 140台風の中の悠
  納屋に行つたついでに

  巣箱Bに行く。悠が

  顔をだしたが、すぐ

  巣箱の中に。


/>





 仔ムササビは4時間あまり緊張警戒を続けた。暴風雨よりも他の動物の方が恐ろしか

ったのであろう。その後は体の向きも変えず夕方まで熟睡した。そして台風一過の夜空

の中、母の巣箱の方へとみごとな滑空を見せてくれた。

 悠は、かって雨風が強いと出巣を遅らせたことがあった。8歳ともなるとすべてわか

っているのであろうか。豪雨にもかかわらずほとんど濡れていなかった。過ごす場所を

心得ている。仔ムササビが滑空してくるのを知っているのであろうか。待っていたよう

にすぐ巣箱から飛び出し、2頭で杉林の奥に跳ねて行った。


 
 


 

スポンサーサイト

テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真

22:13:58 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<141.カオグロガビチョウ | ホーム | 139ムササビ識別>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://wendey84.blog31.fc2.com/tb.php/166-35aacd1c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |