94.屋敷林のハクビシン
2012 / 04 / 10 ( Tue )
94.屋敷林のハクビシン

 阿武隈の里山。ハクビシンによる被害を耳にする。間違いなく害獣だ。なんでも食べると

のこと。ムササビとの関係はよくわからないが、心配なのはムササビの幼児である。

ハクビシンがいる巣箱とムササビ悠が子育てしている巣箱Bは約9mしかない。


94ハク母子 奥の杉の木巣箱(2012.3.26)

 ハクビシンの母子。

  昼は寝ていて、夜活動。
 
  朝までに途中戻って休息もする。
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94奥巣箱  奥の杉の木巣箱

 巣箱までの高さ8m。他のムササビ巣箱よりも

 少し大きい(内径24cm×26.5cm)。入口大きさも
 
 12㎝。悠のいる巣箱との距離9m。顔を出す

とお互い見える。下草は刈り取り、落ち葉も掃いた。/>

                      
94巣箱奥ハクビシン子
 巣箱から顔を出した子供

 ハクビシン。やはり獣。爪もする

 どいし、鼻の恰好も迫力がある。

 (各写真はクリックすると拡大する)

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 観察日(3月25-30日)のうち、28日はこの屋敷林にいなかった。30日は子供のみ

であった。他は母子いっしょにいる。
 94ハク母子②
 授乳はしていない。

 母は子の毛繕いをよくする。

 子もときどき母の毛繕いをする。

 子のジャレツキ激しい。/>


94巣箱の中
  巣材(寝床)はなおさない。ペッチャンコ。

  糞、尿はしていない(している様子は

  なかつた)。
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94ハク出巣①
  巣箱の入口が狭いからか、母の方は

 じょうずに回転しながら出ていく。

 宵の出巣はムササビより10分ほど早い。29日、

 巣箱Bから外を見ていたムササビを見て、巣箱

 から顔はださないが、外を見続付けた(警戒態勢?)。出巣は1時間遅れた。
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 もっぱら心配したのは、ムササビの赤ちゃんがハクビシンに食べられることであった。

夜中もビデオモニターで看視した。幸いにも無事であった。安心ポイントは2つ。一つは

ムササビのいる巣箱Bの入口が狭く(直径9cm)、母ハクビシンは入れないであろうこと。

現に、昨秋入口の大きい奥の杉の木巣箱に入ろうとしてもがいているハクビシンを観察し

た(記事82)。同一ハクビシンかどうかはわからないが、出産してスリムになっても巣箱

Bには入れないであろう。2つ目は、巣箱Bのムササビと睨みあった際に、ハクビシンの

方が身をひいて警戒していたことである。常時のハクビシンとムササビの関係は分からな

いが、今はハクビシンも子育て中である。ハクビシンも他の動物にはナーバスになって

いるのであろう。ただ、ハクビシンの子供がもう少し大きくなったらどうなるか分から

ない。非常な危険状態なのであろうか。29日にハクビシンの母子とも巣箱に帰ってこ

なかった。巣箱Nと巣箱Bのムササビ(昨年8月生まれの子)も帰って来なかった。赤ちゃ

んのいる母ムササビ悠のみが巣箱に帰ってきた。何かあったのであろうか。昨年悩まされ

たテン(記事80)の親子は今回の観察では見られなかったが、この日は屋敷林を徘徊し

ていたのであろうか。野良ネコが2匹いることから、屋敷林の藪刈、清掃でテンはいな

くなったと思うがどうであろうか。野生動物の危うさを思う観察期間であった。  

 


 







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