205ムササビ赤ちゃん誕生
2016 / 08 / 28 ( Sun ) 205.ムササビ赤ちゃん誕生
8月21日、ムササビの赤ちゃんが生まれた。 ここ阿武隈山麓の屋敷林では、ムササビは3月と8月下旬に生まれる。屋敷林のムササビ菜々は、 3月に実々を出産したが、4才になるのでひょっとしたら年に2回の出産が期待された。 出産の前兆は宵の出巣遅れであるが、20日は、その前日(19日)の出巣(19:11)より2時間遅れ た(21:04)。また、ほとんど寝ているが目が覚めると下半身を丁寧に舐めて清潔にしている。 この時点で出産間近を確信した。 21日の朝の帰巣は5時ごろであり、いつもの時間であった。帰巣後の毛繕いをし、 出産に備えてか、その姿勢はお腹を上にして腰を折り、下半身をなめ清めている。 赤ちゃんの一部が見えたとおもったら、数分で赤ちゃんが生まれ出た(6:05)。元気だ。 菜々はお腹の上に赤ちゃんを置き、舐め清めている。菜々は少し休むこともあったが、 赤ちゃんの舐め清めはおよそ2時間も続いた。出産始まりから生まれ落ちるまでは数分 だが、何から何まで全部自分ひとりでする。前夜から身を清め、食事、排せつ、分娩、 産後処理など、他のムササビの助けもなく一人でこなす。 菜々の母親(悠)の出産も2回見た。最初の出産は3月で寒く巣材が多かったこと、2回目 の出産立ち合い(?)は前腹の仔が同居していて、いずれも出産の瞬間をよく見えなかった ので、記念に書き綴った。 |
204.新米の時期
2016 / 08 / 07 ( Sun ) 204 新米の時期
梅雨あけが遅れ、稲穂の実り具合が気になって郊外の田んぼにでてみた。あちこちで、スズメ 撃退用の爆竹(?)が鳴っている。このぶんなら今年もおいしい新米が食べられそう。 爆竹(?)からチョット離れた田んぼ 2016.8.7 10数羽のスズメ が飛び交って いる。以外と 少ない。 スズメにも最 高においしい 新米だろうな。 /> いたいた。 50羽ぐらいかな 一番おいしい垂 れ下がった稲穂 を満喫していた のだ。こちらから は見えなかっただけ。 /> 電線に勢ぞろい。これで全体の1/4ぐらいかな。画面に収めきれない。 スズメ撃退用の手法はいろいろあるらしいが、スズメもすぐ慣れてしまい 決定的な方法は 難しいようだ。 ネットを張った 田んぼ。 ネットの上から 食べている。 スズメの重み でネットが下 がり平気で食 べている。(春にヒヨドリも群れでネットに乗っかりキャベツを食べていた。) 生きる知恵か。 農家の人たちにとっては対策がたいへんだろうが、おかげで今年もおいしい新米が食べられる。 /> |
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