177アオゲラ 知らなかった
2014 / 12 / 25 ( Thu )
177 アオゲラ 知らなかった

 屋敷林にはアオゲラとアカゲラがいる。ただし同時に見かけたことはない。先月はアオゲラが

ムササビ巣箱の底を突いていた。残念ながらカメラを準備するのに手間取って撮れなかった。 
 
 ケヤキの木でコツコツやりだした。とりあえず、証拠写真を抑えた。

177アオゲラ②
2014.12.07 欅の枯れ枝

 高いうえに、曇り空。

 露出補正がままならず。

 わずかに緑色が映った。





177アカゲラ①
  フアインダーではよりはっきり

   していたが、頭頂の赤色も

   どうやら映った。


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 調べて見ると、アカゲラは表現どおり赤啄木鳥と書く。コゲラは小啄木鳥、ヤマゲラは山啄木

鳥。なのにアオゲラは緑啄木鳥と書き、見た目にも緑キツツキなのに、なぜアオゲラなのか。

そういえば、「山はアオき(緑)故郷、水は清き・・・」であり、交通信号はミドリという人もいるし、

アオ信号とも言う。ただし、通学路で声をかけてくれていたのは「ミドリのおばさん」であって、

けっして「アオのおばさん」とは言っていなかった。浅黄 朱鷺 深緑 瑠璃 群青、紺碧など表現

豊かな漢字を有する日本語でも、話し(歌)言葉では緑と青の区別はしなかったのであろうか。

たしかに緑啄木鳥をミドリゲラとは言いにくい。やはりアカゲラに対してアオゲラの方が

ぴったりする。なお、ルリビタキ、オオルリの場合は、聞かれると「瑠璃色」と教え、あまり青色

とは言ってこなかった。

 知らなかったのでアオゲラを調べてみたら、日本固有種とある。日本固有種となると小笠原

や沖縄の希少種を思い浮かべるが、どこにでもいる日本固有種だといっそう貴重に見えてくる。

アオゲラが食、住の根拠とする落葉広葉樹の大木が少なくなっているので、やがて、深山幽谷

でしか見られなくなってしまうのであろうか。

122.アオゲラ  2013.01.12 屋敷林杉の木

  樹の幹に爪を立てて寝る。

  昨晩から同じ姿勢を続けて

  いる。あたりに日がさし、

  ようやく動き始まった。

 
 

この屋敷林にも洞がある大木はもうなくなった(クリックすると拡大する)。

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啄木鳥と表示し、どうして「ゲラ」とよぶのだろう。わけを知りたくて調べてみた。中村浩著

「動物名の由来」 東書選書(昭和56年初版)に納得のいく解説がでていた。その「鳥の部」

の、「12 啄木鳥は "虫を取る" 意」 によれば、以下のようである。

   キツツキの古名 は " テラツツキ" 。 "テラ"は" 取 (テラ)"の意であって、

   テラツツキとは "つついて虫を取る " 意味。  "テラツツキ "が略転して

  " ケラツツキ " となり,下部が略されて"ケラ "となった。今日、キツツキの

   仲間をコゲラ、アカゲラ、アオゲラ、クマゲラなどとよぶのは、このケラの冠

   頭に説明語を付した名である。


   (なお冠頭語がつくと濁音にするのはよくあることである。例 苔、ウメ
   ノキケ:)。











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176ひなも元気
2014 / 12 / 20 ( Sat )
176 ひなも元気

 12月5日から8日の観察において、8月生まれのムササビ「ひな」は、4日間とも屋敷

林の西側の巣箱を使っていた。巣箱は5日がN、6日にA、7日と8日はまたNにもどった。

 母親悠は5日は屋敷林のどの巣箱にもいなかったが、6日にNに入り、7日はA②、

8日はAを使った。 6日朝、悠がNに入り、そのすぐ後ひながAに入った。

  なお、巣箱N、A、A②はほぼ3m間隔である。5日の夕方から本格的に寒く

なり夜室内で2℃(外は当然零下)、最長夜長(日の入りから日の出まで14時

間20分)の時期である。

 悠もひなも、宵に出巣してから朝までのあいだに巣箱に途中帰巣はしなかった。

また、同居もしなかった。  昼間、巣箱の下に行くと悠は警戒のためか巣箱から

顔をだすが、ひなは熟睡していて全く顔をださなかった。

 悠は3日とも巣箱から顔をだしてくれたので写真をとれた(全記事175)。ところが

ひなは熟睡しており人の気配など全く気にもかけていない。おかげで写真を撮れず

「ひな」の同定には下記のようにえらく苦労した。母親が近くにいることで外敵への警

戒はすべて母親まかせであった。

 これまで夜長時期で酷寒の場合、悠やその子達はよく途中帰巣で巣箱に戻ってきた。

その場合、母と仔は同居もした。帰巣を期待して夜中に度々確認のために起きだしたが、

徒労におわった。いったいどうなっているのであろうか。 母親悠は5日にはこの屋敷

林の巣箱にはいないからどこかに塒を持っている。その塒に途中帰巣しているのかも

しれない。ひなは悠とは全くの別行動だとすると夜中目いっぱい活動しているのであろ

うか。
 
 ヒナは宵の出巣後すぐ屋敷林の東に向かって見事な大滑空を見せてくれた。朝の帰巣

も悠の帰巣後すぐ熟睡に入る。人の気配などなんのその昼の熟睡も納得々々。元気に

育ってほしい。




 ひなの特定: 写真を撮れなかったので、4日間のビデオを全部確認することになった。

 上記のとおり、ほとんど熟睡しており、しかも(寒いから)下向きである。顔をあげた

のは6日の16:50の一瞬であった(下掲静止画)。

176ひな顔
  目の周りが黒いのが特徴。悠は追い出してもしないから、悠の仔であることは間違いない。

先月「ひな」の写真(下掲)と一致する。

 170「ひな」②












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175 悠は今・・・
2014 / 12 / 15 ( Mon )
175 悠は今・・・

 12月5日~8日の観察において、ビデオと写真は以下のとおりである(写真はクリックすると

拡大する)。

175悠N6日  6日 巣箱 N  














175悠ビデオN6日小


175悠A②1207   7日巣箱A②














  
175悠ビデオA②7日小


175悠A②    8日 巣箱 A














  
175悠A1208小 />


 6日、7日のカメラファイダーからは、このムササビが誰か にわかに分からなかった。

8日の写真は明らかに悠だ。ビデオ映像を見直して見ると、いずれも右背中の毛が抜け

落ちている。すなわち、ビデオからは同一個体である。6日、7日の写真が悠と分からな

かったのは、これまでにこの角度であまり写真を撮っていないからだ。

 8日の写真はともかく、6日、7日の写真は若いムササビに見える。もともと小柄で若作り

だが、とても9歳9カ月のムササビには見えない。春には歳相応の白髪もあったが、今は

冬毛に変わり本当に若返った。 

 悠はなぜか3日とも巣箱を変えている。8月に産んだ「ひな」がこれら巣箱に起居してい

るが、同居はせず、朝の帰巣でどの巣箱でその日を過ごすか決めているのは悠だ。まず

悠が巣箱に入り、その後「ひな」が別の巣箱に帰巣している。やはりムササビは母の力は

大きい。

 悠の右背中の毛が抜け落ちている。7日のビデオが比較的鮮明で、よく見ると瘡蓋が

できている。そのまわりの毛が抜け落ちてしまったようだ。病気なのか、天敵に襲われた

のか。これまでも悠は冬になるとその年産んだ仔と同居していたが、「ひな」とは同居し

ない。瘡蓋は病気によるもので回復するまで同居はしないのであろうか。気になるのは

巣箱の下に行くと悠は巣穴から顔をだし警戒するようになったことだ。 傷は天敵に襲わ

れたものでその警戒心から巣箱の下を通るとおびえて顔をだすのでであろうか。


 もう4,5日居てやりたかったが、悠はこれまでもかずかずの苦難を乗り越えてきたの

だから、きっと大丈夫と思うことにした。せめて次回は予定よりも早く帰省しよう。








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174巣箱の更新
2014 / 12 / 14 ( Sun )
174 巣箱Bの更新
 
 悠の観察のために6個の巣箱を用いていた。観察当初からの巣箱Bも、とうとう雨漏りがして

(記事166)、悠も使わなくなってしまった。 悠母子が巣箱Bから30mほど離れた屋敷林の西側

の巣箱A、A②、Nを使っているのを見計らい、新しい巣箱に架け替えた。

174新巣箱B 2014.12.06













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新巣箱は、材質、大きさ、向き、架ける場所等を巣箱Bと同じにした(高さのみ50cm上げた)。


174新巣箱B内部
カメラも最新のものにしたので、細部までよく写るようになった。

 悠は屋敷林の6個の巣箱のうち、出産に使った巣箱はA、N、Bで、それぞれ4回、2回、4回

出産した。しかもこの直近の4回はいずれも巣箱Bであったので、可能なかぎり巣箱Bに様子を

類似させたかった。

 来春3月の出産に使ってくれると良いのだが・・・・・





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