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113.悠達の住まいはどこ
2012 / 10 / 26 ( Fri )
113.悠達の住まいはどこ

 悠達が屋敷林のどの巣箱にもいない。母屋と納屋を点検する。納屋はムササビが侵入する

隙間はなくムササビ特有の齧り跡もない。

113母屋↑入り
母屋東側の廂

 矢印①:ムササビの出入り口だと半円形になるが

 木が古く脆いので変な形になったのか。齧り跡は

 新しいのでつい最近であろう。

 矢印②:垂木と横木との間は隙間があり、ムササビ

 だとその気になれば入れる。特に母屋北側は隙間が

 大きい。

 なお、悠は子供の時には写真左下の欄間明り取りから

出入りしていた。(写真をクリックすると拡大する)
/>



113樹洞だろうか
新たな樹洞か?

  巣箱Bの隣の杉の樹になにやら

 洞に見えるがなんだろう。キツツキ

 にしては大き過ぎる。古老によれば

 「太枝が枯れてとれた跡。キツツキは


勢力のある生木に穴はあけない。」とのこと。拡大写真から枝のとれた跡となった。




10月22日 21:27 巣箱A③の天井板でガリガリと音がする。この時期、この時間

だとテンであろうと思った。ビデオを急きょ録画にする。


113若ムササビ①113若ムササビ② />
  
ムササビだ。子供ムササビだ。顔が細長い。8月はじめに生まれた菜々みたいだ。

この後、結局巣箱には入らず、巣箱の上でゴソゴソ1分ほどしてどこかに行ってしまった。


 巣箱は使っていないが、屋敷林にはムササビがいる。しかも子供ムササビなので、母親の

悠もどこかにいるのであろう。母屋を塒にしている可能性が高い。

 巣箱を6個も用意してあるのに、母屋に入るわけはなんであろうか。この数日前、短時間

だが突然の突風と豪雨が続いたそうだ。巣箱では過ごし難たかったのであろうか。








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08:21:54 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
112.菜々と緒白 ムササビ社会への第一歩
2012 / 10 / 18 ( Thu )
112.菜々と緒白 ムササビ社会への第一歩

 キツネやタヌキは、オスとメスが同じ巣穴に住み、子育ても役割分担はあるがオスと

メスが共同する。ムササビは、そもそもオスとメスは同一巣穴(樹洞)に住まないし、

子育ても専らメスのみが行う(猫タイプ)。巣穴(樹洞)の中で生まれた子が外界を知る

のは、

 ①母親に咥えられて巣穴を移動するとき、

 ②すこし大きくなって自ら巣穴入口から外を見るとき、

 ③もう少し大きくなって巣穴から出るようになったとき

である。

 菜々と緒白(7月末から8月初めに誕生)は②の段階にある。すなわち、巣箱の外が

どうなっているのか見始めた段階である。


111巣箱B外部様子   2012.9.25 巣箱B

 菜々と緒白のいる巣箱の夕暮れ。

 巣箱は杉林に向いているが、林の

 東南端にあり明るい。後背に映って

 いるのはカヤの樹。

/>


111母ジャンプ①111母を見送る子 />
夜が始まり、でかける母悠とそれを見送る菜々。母がジャンプして樹を登って行く。

それを見送る菜々。母はこの時期2、3時間は戻ってこない。

110子巣草遊び②   母の出巣後の菜々と緒白。
 
 寝る時間よりも2頭でジャレ

 合うことが多くなる。母が運ん

 でくれた杉の皮が唯一のオモ

 チャ。
 

/>


112成獣①
   21:27 巣箱の上に成獣ムササビ

 出現。中の菜々と緒白 突然緊張。

 やってきたのは母ではないと察知。

 菜々も緒白も上を見上げて固まる。


/>


112成獣②
  成獣ムササビ中を覗く。

 菜々これに向かって抵抗する。

 巣菜々入口に立ちはだかり

 入れまいとする。 


/>


112成獣③   成獣ムササビ下からの攻撃。

   菜々 激しく抵抗。

   成獣ムササビ 下から再度突入

   しょうとする。

   巣箱の上に現れてから45秒し、

   ようやくあきらめる。
/>


 この後、菜々も緒白も固まってしばらく動かなかった。母親悠が帰ってきたのは

1時間半後であった。悠は新しい杉皮を咥えてもってきた。菜々も緒白も悠に抱かれ

オッパイを飲んだ。その後、新しい杉皮で遊び、まるで何事もなかったように眠りに

ついた。


 菜々も緒白も母以外のムササビを初めて見た。巣箱の中に入れまいとして抵抗した。

母のホームレンジの中でおこった、ムササビ社会の第一歩は容赦のない過酷な出来事

であったと思われる。
 

 
 なおこの成獣ムササビが、オスかメスか、悠が産んだ姉、兄か、それとも全く無関係

なムササビか 不鮮明な45秒の赤外線映像からは分からなかった。悠が産んだ先腹の

子達(兄、姉)はすでに屋敷林から独立・消失してしまっている。





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09:42:08 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
111.悠の屋敷林と巣箱配置
2012 / 10 / 11 ( Thu )
111ムササビ悠の屋敷林と巣箱配置
 
 ムササビは行動圏内(ホームレンジ)に2~8個の巣穴を持つという(注)。悠も

屋敷林の数個の巣箱を適宜使い分けしている。巣箱の配置についてはさきにも記載

した(記事5)が、最近の状況を以下に述べる。

悠の屋敷林巣箱配置 写真は縮小してあるのでクリック
 して、見て下さい。

 悠が子供のとき(2005年3月)

 から観察開始、'12年9月現在6

個の巣箱(西側からN,A,A3,F,B,S)がある。 />


 各巣箱に赤外線付き監視ビデオカメラが入っている(危険・火災防止のため低電圧12V

と9Vを使用)。また、先端に赤外線監視ビデオカメラを付けた竹竿を適宜の場所に置き、

ムササビの移動ルートを見ている。

 悠の活動範囲は、屋敷林内と屋敷林の北側を流れる沢筋、更にこの沢筋上流の山々

である。子育て中や雨の夜は屋敷林の内で活動していることが多い。

 悠は2歳から出産し、これまでに8回出産し、11頭のムササビを育てた。出産には

巣箱A、B、Nを使用した。2010年から屋敷林にテンが出没し、巣箱N、A、F、Sに

何度か入り休息・匂い付けをした。巣箱Sにはハクビシンの母子が入ったこともある。 

テン、ハクビシンが入った後の巣箱では悠は出産していない。なお、巣箱Fは昨年来

スズメバチが占拠していたが、この9月スズメバチの巣が完全崩壊したので、悠達が

使い始めると思われる。

 生まれた子達は3か月ぐらいで母とは別の巣箱に子供同士で住むようになり、その後

また母と同居する。春(3月)に生まれた子と夏(8月)に生まれた子とがこの屋敷林

にいることになると巣箱6個は必要に思われる。どの巣箱にどのムササビが住み、その

選び方は分からないが、巣箱6個の維持は続けたいと思う。


 注:川道武雄 「夜をすべるむささびの社会(Ⅰ)」自然 1984年1月号

   「それぞれのメスのなわばりに含まれる巣の数は2~8個で、そのうち
    成メスは1~3個を常時使用する。」

 

 




 








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