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95巣箱B子育て
2012 / 04 / 14 ( Sat )
95ムササビ悠の子育て(巣箱B)

 この5年間ムササビ悠は3月にはいつも出産した。今年もまた、出産したであろうかと

期待をしつつ阿武隈の実家に帰省した。


93Bのムササビ②  3月25日 巣箱B

 悠は子供(右)といっしょの巣箱にいる。  

 2頭ともほとんど動かない。これでは出産

 したかどうかわからない。
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95悠残る  夜になって、通常の出巣時刻を20分すぎて

 子供ムササビが出巣した。残った悠はなかなか

 出巣しない。出産の期待が高まる。時間がたち

 20時を過ぎる。こんなに遅いのはこれから出産

するか、出産したばかりに違いない。ビデオモニターに集中する。 />


95悠巣草架け   21時20分 悠はようやく毛繕いを始めた。

 ついで態勢を右に変え、左に変え、はては

 回転し、巣材を掘り起こす。この動きは

 すでに出産しているのだろう。赤ちゃんは

1頭か2頭か。いつ出産したのか。

95幼児25日最初  21時40分 悠が出巣する。

 やはり赤ちゃんは生まれていた。

 1頭だ。巣材の中でわずかに動いて

 いる。尻尾は針金のように細い。

踏んだらつぶれてしまいそう。長いことほとんど動かない。画面を見つめる。

生まれたのは2,3日前か。悠はすぐ戻ってくるだろうか。
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/>


92ハクビシンの子供   21時58分隣の巣箱がガリガリとなる。

 ハクビシンの子供が入ってきた、一時間半して

 大きなハクビシンが入ってきた。この巣箱は、

 赤ちゃんのいる巣箱と9mしか離れていない。

 0:29あいついで出ていく。赤ちゃん巣箱に行くか。悠がかえってこないと

赤ちゃんは食べられてしまうのか。気が気ではない。
/>


 
 赤ちゃんのいる巣箱Bにハクビシンが入ってきたら終わりだ。どうすべきか。

入ってきたときには、追い払うにも梯子をかけるのに手間取って間に合いそうも

ない。まして夜だ。早く悠が帰ってきてくれ。

唯一の救いは、巣箱Bの入口が狭いことだ。少なくとも大人ハクビシンは頭まで

しか入れないだろう。ハクビシンが来ないように。悠よ早く戻れ!!!!


 およそ30分、巣箱Bの屋根板がゴソゴソする。スワー!!ハクビシンか。

幸いにも入ってきたのは悠だった。やれやれ、これで安心。

 
しかしながら、悠は2時間ほど巣箱内で赤ちゃんと一緒にすごし、また出て行った。

いつ帰ってくるのか。その間にハクビシンが来ないとも限らない。ハクビシンの襲来

はないと思っているのであろうか。何かそう確信させる分けがあるのであろうか。

結局1時間余りで帰ってきたが、もう夜明けである。観察初日から寝不足になった。


 観察最後の日(3月30日)までこれが繰り返された。27日にはハクビシンの親子、

悠と同居の子供ムササビ、巣箱Nのムササビはそれぞれいつもの時間に宵の出巣をした

が、28日の朝、全員この屋敷林の巣箱には戻ってこなかった。どうして戻らなかった

か。テンでもいたのであろうか。ところが、悠は、いつもどおり、夜遅く出巣し、夜中

に子育てに戻り、再度出巣し朝方巣箱に戻った。他のムササビやハクビシンは何らか

の危険を感じてか屋敷林の巣箱に戻らなかったが、悠は何事もないかの如く、いつも

どおり赤ちゃんの育児をしている。屋敷林の5個の巣箱のうち、ハクビシンもテンも

入らないし、覗いたこともないのはこの巣箱Bである。この巣箱Bにはハクビシンも

テンも来ないという確信でもあるのだろうか。ないとすると、悠のこの子育ては、

成行きまかせの綱渡りに思えてしょうがない。

 

95幼児29日   3月29日夜

 生まれた子供は確実に育っている

 動きまわって巣材からはみ出している。

 30日には、悠が寝ている間も悠の

 お腹をはい回り、同居の子供ムササビにまとわりついたりするようになった。
/>

 この赤ちゃんはいつ生まれたのであろうか。25日の夜から26日の朝にかけて、

悠は2度巣箱を離れ、その合計は4時間26分である。また、25日の赤ちゃんの

大きさからもその3,4日前に生まれたと推測される。3月21日または22日が

誕生日であろうか。元気に育て!!!!


 ハラハラ、ドキドキの連夜であったが、これも悠が子供を産んでくれたおかげ

である。新たな命が生まれるのは喜びを誘い、明日への希望を噴湧くさせてくれた。


 




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12:13:05 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
94.屋敷林のハクビシン
2012 / 04 / 10 ( Tue )
94.屋敷林のハクビシン

 阿武隈の里山。ハクビシンによる被害を耳にする。間違いなく害獣だ。なんでも食べると

のこと。ムササビとの関係はよくわからないが、心配なのはムササビの幼児である。

ハクビシンがいる巣箱とムササビ悠が子育てしている巣箱Bは約9mしかない。


94ハク母子 奥の杉の木巣箱(2012.3.26)

 ハクビシンの母子。

  昼は寝ていて、夜活動。
 
  朝までに途中戻って休息もする。
/>


94奥巣箱  奥の杉の木巣箱

 巣箱までの高さ8m。他のムササビ巣箱よりも

 少し大きい(内径24cm×26.5cm)。入口大きさも
 
 12㎝。悠のいる巣箱との距離9m。顔を出す

とお互い見える。下草は刈り取り、落ち葉も掃いた。/>

                      
94巣箱奥ハクビシン子
 巣箱から顔を出した子供

 ハクビシン。やはり獣。爪もする

 どいし、鼻の恰好も迫力がある。

 (各写真はクリックすると拡大する)

/>

 
 観察日(3月25-30日)のうち、28日はこの屋敷林にいなかった。30日は子供のみ

であった。他は母子いっしょにいる。
 94ハク母子②
 授乳はしていない。

 母は子の毛繕いをよくする。

 子もときどき母の毛繕いをする。

 子のジャレツキ激しい。/>


94巣箱の中
  巣材(寝床)はなおさない。ペッチャンコ。

  糞、尿はしていない(している様子は

  なかつた)。
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94ハク出巣①
  巣箱の入口が狭いからか、母の方は

 じょうずに回転しながら出ていく。

 宵の出巣はムササビより10分ほど早い。29日、

 巣箱Bから外を見ていたムササビを見て、巣箱

 から顔はださないが、外を見続付けた(警戒態勢?)。出巣は1時間遅れた。
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 もっぱら心配したのは、ムササビの赤ちゃんがハクビシンに食べられることであった。

夜中もビデオモニターで看視した。幸いにも無事であった。安心ポイントは2つ。一つは

ムササビのいる巣箱Bの入口が狭く(直径9cm)、母ハクビシンは入れないであろうこと。

現に、昨秋入口の大きい奥の杉の木巣箱に入ろうとしてもがいているハクビシンを観察し

た(記事82)。同一ハクビシンかどうかはわからないが、出産してスリムになっても巣箱

Bには入れないであろう。2つ目は、巣箱Bのムササビと睨みあった際に、ハクビシンの

方が身をひいて警戒していたことである。常時のハクビシンとムササビの関係は分からな

いが、今はハクビシンも子育て中である。ハクビシンも他の動物にはナーバスになって

いるのであろう。ただ、ハクビシンの子供がもう少し大きくなったらどうなるか分から

ない。非常な危険状態なのであろうか。29日にハクビシンの母子とも巣箱に帰ってこ

なかった。巣箱Nと巣箱Bのムササビ(昨年8月生まれの子)も帰って来なかった。赤ちゃ

んのいる母ムササビ悠のみが巣箱に帰ってきた。何かあったのであろうか。昨年悩まされ

たテン(記事80)の親子は今回の観察では見られなかったが、この日は屋敷林を徘徊し

ていたのであろうか。野良ネコが2匹いることから、屋敷林の藪刈、清掃でテンはいな

くなったと思うがどうであろうか。野生動物の危うさを思う観察期間であった。  

 


 







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22:30:33 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
93.春のムササビ
2012 / 04 / 08 ( Sun )
93.春のムササビ

 3月25日、巣箱Bに、悠と生まれたばかりの幼児、さらにもう一頭ムササビが同居

している。この同居のムササビは昨年大地震の中で生まれた芯々だと思った。ところが、

翌26日、巣箱Bには悠に同居のムササビがいるのに、巣箱Nにもムササビがいる。



 昨年の東日本大地震、その崖崩れ防災工事、テンの繁殖、ハクビシンやイノシシの

出現、その排除のためと放射能も考慮して屋敷林の藪刈、落ち葉掃きを徹底した。

くわえて、大きな余震の継続頻発て゜悠は9月以降は数えるぐらいしかこの屋敷林に

いなかった。従って、一瞬、巣箱Bにいる悠でさえ、悠ではないのではないかと疑った。

 巣箱Bで悠と同居のムササビが、悠が昨年産んだ芯々だとすると、巣箱Nのムササビは

なにものなのか。巣箱Nのムササビが芯々だとすると巣箱Bのムササビはなんなのか。

 93Bのムササビ② 巣箱B(2012.3.26)

  体も小さい。尻尾も悠(左側)のそれと比較して

 黒いし、まだ縮れ毛である。写真を撮ろうとしたが、

 昼は熟睡していて、巣穴から一度も顔を出さない。

 (1枚も写真を撮れなかった)
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93n芯々②成獣93N芯々か① 巣箱N(2012.3.26)

 体は大きい。
 
  毛並も大人。

  オチンチンも立派

(雄)である。
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/>
93巣箱Nのムササビ① 巣箱N(2012.3.26)

何かに驚いて巣箱からよく顔をだす。

しかし、巣穴から身を乗り出さない。 

逆光なので細部がよく写らない。

これまでの写真を比較検討しても決定的ではない。右耳と右頭の毛の状態などから

芯々ではないかと思われる。  
/>


 観察日25日から30日の間、巣箱Bの子と巣箱Nのムササビがともにこの屋敷林に

いた日は、26日、27日、29日であり、28日と30日は両ムササビとも屋敷林に

戻ってこなかった。宵の出巣は巣箱Nのムササビが18:32前後で巣箱Bの子は18:52と

約20分の差があるが、朝の帰巣はともに4:10前後といっしょであった。
(なお、悠は出産したばかりで出巣も遅いし、途中子育てに帰巣するのであきらかに別
行動である)。

 これらから、巣箱Bの子と巣箱Nのムササビは寝る巣箱は別でも、野外ではいっしょ

に行動しているのでないかと思われる。

 巣箱Bの小さい子は悠と一緒の巣箱にいるから、明らかに悠の子であることは確かだ。

昨年3月生まれの芯々は成獣に近い。したがってまだ小さい巣箱Bの子が芯々という

ことはあり得ない。芯々は同時に生まれた兄弟はなく、1頭生まれの子であるから、

巣箱Nのムササビが芯々とすると、巣箱Bの小さい子は、悠が8月末に産んだ子と推定

される。

 悠の滞在記録を見てみると昨年8月20日までは常時確認されているが、それ以降は

観察日合計16日間のうち11月6日、1月10日と12日の3日しか観察されていない。

余震の頻発とテン、ハクビシンの横行があり、悠はこれらを避けるため屋敷林以外の

ところで出産をし、子育てをしていたということは十分考えられる。8月末の出産で

あれば、11月6日に1日巣箱を離れることは、これまでの観察例から十分ありえる

ことである。

 良い顔写真を撮れなかったばかりに、推論から推論にならざるを得なかった。次回観察

ではひたすら写真撮りに専念する。
 





 







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15:39:27 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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