88.ムササビ巣箱
2012 / 01 / 25 ( Wed )
88.ムササビ巣箱

 昨年11月から巣箱A③のビデオが映らなくなった。この屋敷林でテンが入って

いない巣箱であること、子供ムササビがよく使うことから、降ろして調べた。

この巣箱は、少なくとも昼は映像がカラーで映る明るい巣箱である。

DSC00011新巣箱(塩ビ)ビデ  そのため ①ビデオカメラを透明プラスチック

 ケースに収納し、②天井板(屋根)の一部を

 透明プラスチック板にし、③カメラ室の仕切り

板を省いた。 写真は構造明示のため天板を

ひっくり返して撮影したもの。 />



ビデオが映らない分けがわかった。ケーブルが食いちぎられていた。更にプラスチック

ケースが巣箱の底に落下していた。まさかケーブルを齧るとは思わなかったし、プラス

チックケースに抱き着くとは予想もしなかった。子供(ムササビ)だと何が起こるか

分からない。

 新巣箱は元の基本構造にもどした。ケーブルとカメラは仕切り板で巣箱内部と区切る。

カラー映像はあきらめる。

DSC04504.jpgDSC04503.jpg
左写真は仕切り板にカメラをセットする前、右はセット後。ケーブルは食いちぎられた
箇所をビニールテープで結線した。 />


DSC04505.jpg   完成図(寸法、大きさなどは「続きを読む」参照) 

 子供ムササビは、人の子と同じ。なにをするか

 予想もつかない。通電(12v)中のことではなか

 かったのが幸いであった。母ムササビ悠は現在

 巣箱Bを使っているので今年の出産は巣箱Bであろうが、子供ムササビのためにも

 この新巣箱をなるべく早くかけてやろうと思う。


/>

 




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87.新春のムササビ
2012 / 01 / 19 ( Thu )
87.新春のムササビ

 1月10日夜、外は-5℃、風もある。風邪もひいていないのに鼻水が垂れて

くる。とてもとても我慢しきれない。外での観察と写真撮りはそうそうに止めに

した。

 87出巣前_edited-1
2012.01.10 巣箱B

 今夜の相手は芯々だ。

 昨年にはいなくなったと思った

 のに戻ってきた。あんまり動くと

テンに悟られるぞ。今夜は寒いから早く帰ってこいよ。 />



87途中帰巣_edited-187途中帰巣壁_edited-1
19時半、巣箱Bに芯々が帰ってきた。 初めは母の悠かと思った。デングリ返しや、
壁の匂いを嗅いだり、毛繕いもあまりしない。寝るよりも、巣箱の中で遊んでいる
ふうに見える。およそ1時間ほど動きまわり、極寒の夜にでかけていった。


 
87二度目帰巣①_edited-187二度目帰巣_edited-1
零時前、巣箱Bにムササビが入ってきた。芯々よりもでかいように見える。
動きもゆっくりだ。毛繕いしてすぐ寝た。2時半まで熟睡してでて行った。この
ムササビはたぶん悠だろうと思う。
/>


 この後は寝ないと明日の作業がきつくなる。録画をセットして寝た。

開けて11日、巣箱Bには悠も芯々も帰えっていなかった。他の四個の巣箱のビデオ

も確認したが、ムササビは戻ってきていない。ビデオが壊れている巣箱A③に帰巣した

のであろうか。

87十三日朝②_edited-1  13日巣箱Bにムササビがいる。悠のようだ。

 10日から12日、悠は巣箱A③ にいたの

 だろうか(昼巣箱の下を歩いたが顔は出さな

 かった)。芯々は11日から12日にはどこ

 にいたのだろうか。 />



 巣箱のビデオを見られないとなると観察には不便だ。2月には巣箱A③のビデオを

見られるようにすべく、さっそく点検をした。3月の悠の出産には間に合うであろう。


 昨年の1月はテンの出現、三月の大地震、崖崩れ、放射能問題と大変な年であった。

今年はテンもおらず、芯々は無邪気に遊んでいるし、悠も元気だ。観察も7年目に

なる。出産と子育てをメインテーマにして観てきたが、今年は、悠のほかに、屋敷林

の近くにすんでいるムササビにも範囲を広げてみようと思う。
 





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86. '11年のムササビ
2012 / 01 / 02 ( Mon )
86. '2011年のムササビ

DSC04231_edited-1-1.jpg  阿武隈の里の2011年は、東日本大地震、

それに続く頻発余震、崩落崖の防災工事、

加えて天敵テンが屋敷林に居つくなど、

ムササビ悠にとってもこれまでにない大変な

年であった。 ために、屋敷林の巣箱では出産できず、巣箱に戻ったのはひと月

後である。天敵テンを巧みにかわし、生まれた子(芯々)を無事育てあげた。

   悠の巣箱は写真中央ケヤキの木の後ろにある。JR水郡線も使い、12回

(total41日)通った。(写真をクリックすると拡大する) />
 


 2011年の屋敷林のムササビは、母親悠、前年生まれの米々と寿々、大地震の

中に生まれた芯々の4頭である。

DSC03717_edited-1.jpg   母親悠(右) 2005年3月生まれ
 
  体は小さいがこれまでに10頭の子育

  てをした。テン出没からすべてに慎重

  になり、最近はアンクルカナまで警戒する。
/>


DSC03737_edited-1.jpg
  芯々(♂)  2011.3.21生まれ
 
  震度5の大余震の中で生まれた。誕生

  所は巣箱ではない。近くの山か母屋か?
 
  体形堂々、早熟型。 11月には屋敷林
から見えなくなった。   />


52米々   米々(♂) 2010.3.27生まれ

  テンが出没すると母親悠の巣箱に逃げ込む。

  活発だが慎重。大地震では悠といっしょに避難、

  その後も悠、芯々と同居した。5.21以後(生後

1年2か月)見かけなくなった。   />


DSC04454_edited-1.jpg
   寿々(♀)2010.3.27生まれ

  テンが現れていらい悠と同居。2011.1.12

   からいなくなった(生後10か月)。なお、

 夏の猛暑・節電で写真データが失われたので

 コピーから撮り直したので不鮮明。 />




例年、悠は子供とともに冬を越した。そして大きくなった子供達がテンにたい

する警戒もしてくれたであろう。今年は悠ただ一頭でテンのいる冬に入っていく。

きっとやれる。ひたすら生き抜くことを考えて無事春を迎えてほしい。



 なお、経緯詳細については「続きを読む」(左下の「続きを読む」をクリック)

をご一読ください。 



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