83.怖くなった屋敷林
2011 / 11 / 19 ( Sat )
83.怖くなった屋敷林

  阿武隈の紅葉は10日ほども遅れているだろうか。台風の影響からかケヤキ、楓、

ホウの木の葉は乾涸びてチリチリと丸まってしまい色づかないうちに落ちて、きれい

な紅葉にはならなかった。ドングリはいまいちだが、ギンナン、梅もどき、ピラカン

サスやモチノキなどは例年になくたくさん実を付け、なかでも柿は枝が折れそうに

成っている。今年はムササビの餌は豊富だ。


 11月6日、巣箱A②にムササビが入っている。

83悠83悠① />

ビデオ映像から悠であろうと思ったが、巣箱から顔を出さないので写真は撮れない。

 直近(8月)の写真とビデオをから比較をする。巣箱A②の悠
83悠8月②83悠8月撮る






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今回と8月のビデオを比べる。体の大きさ(悠は成長した自分の子供たちよりも小さい)と

毛並、特に左耳の傷、形状から悠である。

9月末にはテンが巣箱に入っているなどして悠はこの屋敷林にいなかったが、戻ってきたのだ。


83巣箱Bの様子    巣箱B

 台風15号で底板が抜けてしまった。

 9月末に巣箱の中を掃除し、古い巣材

 も取り払った。

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83巣箱bの巣材   2011.11.9 巣箱Bの内部

  巣材(杉の皮)はたっぷり入っている

  しかも細かく裂かれていて、きちんと

  敷かれている(米々だとこうはならない)。
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 この40日の間に使えなくなったこの巣箱を悠は回復したのだ。


  

 昨年の秋からテンがこの屋敷林に住みつき、テンの幼獣さえもが巣箱を占拠する

など事情は一変した。また、今回は懸命に巣箱に入ろうとしているハクビシンをビデオ

オに捉えた(前記事参照)。ハクビシンがムササビを襲うかどうかは知らないが、子供

ムササビならひとたまりもないであろう。

 悠は宵の出巣にあたり、毛繕いの合間にいつになく何度も何度も外の様子を警戒して

いた。そしてハクビシンが観察された翌朝からこの屋敷林の巣箱には戻ってこなかった。

悠にとってもう6年も住み慣れたこの屋敷林は恐ろしい環境に代わってしまった。今後

このままに放置するとどうなるのであろうか。悠は来春この屋敷林で出産するのであろう

か。



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82.新たな侵入者
2011 / 11 / 10 ( Thu )
82新たな侵入者

 11月6日に宵の出巣で出て行ってから、この2日間、ムササビはこの屋敷林の

巣箱に帰ってきていない。ビデオモニターは空の巣箱を映し続けている(秋から冬

は、夜が長いせいか、寒いからかムササビは夜中に巣箱に帰って来ることがあるので、

ビデオモニターは付けっぱなしにしている)。

 19:35、奥の杉の木巣箱のビデオモニターがゴリゴリと音をたてる。日の入り

から2時間半。ムササビの途中帰巣には早すぎなので、またテンがやってきたかと

思った。

82ハクビシン①low 2011.11.8 奥の杉の木巣箱

  中に入ろうとしてもがいている。

  テンではない。


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82ハクビシン②low

   頭をふって もがくもがく。

  頭は入ったが肩が閊える。 


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82ハクビシン③low
   ハクビシンだ。

 どうやっても入れない。

 一旦あきらめて巣箱の上でゴソゴソ

 していたが、再度挑戦し今度は裏返し

でチャレンジした。また巣箱の上に戻り3回目は覗いただけで中に入るのを

あきらめた。 />


82奥の杉の木巣箱ハクビシンl
  奥の杉の木巣箱

  地上から高さ8m

  巣箱の大きさは縦65cm

  入口の径12cm  />


 
 ハクビシンが増えて、隣家のブドウを食い荒らし、苺のハウスに出没しているとは

聞いていたが、今年はほとんどの実のつくものが豊作で、特に柿は枝が折れそうになる

ほど成っているので餌には困っていないはずだ。さすればムササビの巣箱を塒にしよう

としたのか。巣箱の入口がもうすこし大きかったら入り込んだであろう(大きすぎる

入口は危険なのだ)。それにしてもハクビシンが8m余の高さも生活圏にしている

とはじめて知った。

 中にムササビがいたらどうなったであろうか。ムササビの天敵としてテンが最たるもの

であるが、ハクビシンも恐ろしい動物であろう。

 前夜テレビのアンテナ修理で屋敷林を何度も行き来した。ムササビはそれを見ていて

恐ろしくなり屋敷林からいなくなったと思っていた。そうではなくて、犯人はむしろこの

ハクビシンであろう。今回の観察ではテンは確認できなかったが、新たな侵入者として

ハクビシン対策を考えざるを得ない。ブドウや苺の被害からしてこの一匹ではないで

あろう。どうしようか・・・・・・。

 









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