71米々一人で棲む
2011 / 05 / 28 ( Sat )
71.米々一人で棲む

 5月18日、屋敷林には、母ムササビ悠と3月生まれの芯々が巣箱Bにいる。更に

もう1頭のムササビが巣箱Aにいる。

71A②米々①   巣箱Aのムササビ

 昨年秋からこの巣箱は使われていなかった。

 先月になって新しい巣材が追加搬入された

 ので、誰かが使いだしたなと思っていた。

大きさは中ぐらい。ビデオだけでは誰か分からない。 />


71米々   昼間 巣箱Aから顔を出した。

  これまでの顔写真と比較する。

  米々(昨年3月生まれの男の子)だ。

  1月12日からいなくなったが戻って

きたのだ。写真を撮りに行くと、すぐひっこんでしまう。繰り返してやっと撮れた。
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21日、米々は巣箱Aに帰ってこなかった。

71奥米々巣材    新らしい奥の杉の木巣箱

  こちらに入っている。  

  この巣箱は3月に架けなおし、昨日まで

  巣材は全く入っていなかった。一晩かけ

て巣材を運びこんだ。巣材はまだ少ない。間に合わなかったのか、杉の皮の

他になんとすぐ近くにある椿の葉も使っている。/>


71米々オチンチン
  昼近くなってようやく

  お腹が見えた。睾丸は発達しておらず、

  シワシワだ。生後1年2ヶ月なのでまだ

  繁殖を向かえていない。
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昨年秋から1月、屋敷林の西側にある巣箱AやNは、ムササビの天敵テンが使うよう

になり、悠達は専ら屋敷林の東側にある巣箱Bや楓の木の巣箱と奥の杉の木巣箱を

使用するようになった。奥の杉の木巣箱はこの観察を始めたときからの古い巣箱で

あり、外部ビデオしか設置されておらず、随分と苦労した。今次、3.11東日本大震

災で悠達が屋敷林を離れたのを機会に、ビデオ付き巣箱に取り替えた。

60悠巣箱覗く①
   旧奥の杉の木巣箱
  
 悠が6年も使い、特に夏は涼しいので

 愛用されていた。静止画は、朝、

 巣箱に入る前に慎重に点検している悠          
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71新奥の杉の木巣箱
    新奥の杉の木巣箱

   3月20日、悠達がいないのを確かめて

   同じ木、同じ向き、同じ高さに設置した。

   震災後、屋敷林に戻った悠達は新巣箱は全く使わず

この前方向8mにある巣箱Bを専ら使用した。 />



 米々が4ヵ月ぶりにこの屋敷林に帰ってきた。もう、母親悠とは一緒の巣箱に入らない。

大人になりかけだ。戻ってきて巣箱Aを使っていたのであろうが、突然誰も使っていない

新奥の杉の木巣箱に入った。巣箱Aの下で3日間写真を撮ったので、危険と思い、新巣箱

を使ったのであろうか。この巣箱は悠と3月生まれの芯々がいる巣箱Bのすぐ前である。 

米々の宵の出巣と朝の帰巣は、悠とほぼ同時刻であった。巣箱は別でも巣箱の外では

一緒に行動しているのであろうか。母と男の子との微妙な関係になってきたのであろうか。


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70 余震とイノシシと悠達
2011 / 05 / 06 ( Fri )
70 余震とイノシシと悠達

 5月1日、地震による崖くずれ対策に阿武隈に日帰り帰省した。山は緑になったが

今年のツツジは少し遅れている。まだ、蕾も小さいし、いつもより花芽が少ない。

 5日前(4月26日)には母親悠と去年3月生まれの寿々(女の子)とこの3月の

仔(芯々と名づけた)が巣箱Bにいた(前記事参照)。余震でどうなっているだろうか。

ゆっくりする時間がない。ビデオを付けると、巣箱Bに悠達母仔がいた。

70幼子  芯々生後41日。目が覚めるとよく動き

 まわる。目が開いてから5日たち、もう

 頭はフラフラしていない。母達の背中に

 乗ると巣穴に手が届くが、まだ巣の外に

 は興味を示さない。もっぱら巣箱の中で、母と姉の上に乗り、下にもぐり、壁を掻く。

 これまでの仔と違ってキューキューとよく鳴く。 />
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70寿々見張り
 寿々(1歳1ヵ月)。大人の茶色毛になった。

 5時間の間に7回巣穴から顔を出した。外の

 警戒を悠に代わってしているようだ。
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70悠見張り
  悠 寿々がよく外を見張るのでこの日は

 1回しか顔を出さなかった。

 震度3から4の余震が続いているが、

 驚きもせず、警戒は寿々にまかせて

 ひたすら寝ている。/>


 余震の震源地が茨城県北部と近くなったが、寿々が外を警戒するのはこの余震と

は関係ないときである。かくも寿々が外に気をつかうのは何なのか。いつもの春

となにが違うのだろうか。 

 屋敷を管理してくれているご夫婦に筍をご馳走になった。今年はイノシシに食べ

られてしまい、屋敷林の筍採りはイノシシと競争だそうだ。昼でもイノシシが闊歩

しているとは考え難いが、寿々の警戒と何らかの影響・関係があるのかも知れない。

 崖崩れの心配をしながらも、悠たちの存在に何かホットする5時間であった。  







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