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67マヒワのあたり年
2011 / 02 / 24 ( Thu )
67 マヒワのあたり年

マヒワ集合   近くの公園(千葉市K公園)

 2月初めに例年どおり数羽のマヒワが観察されたが、

 19日に42羽、21日に200羽を越え、22日には

 150羽も観られた。(これだけの群れはこの10年

 ないことである。)
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マヒワ採餌DSC03352amend   お目当ては、公園内に1本ある(しかない)アキ

 ニレの実(注1)。2月はじめには枝についていて、

 マヒワは梢の方から食べはじまり、下枝の方まで

 食べたが、もう実はすっかり落ちてしまい、今では

 芝生の上に落ちた実を競争で食べている。        
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マヒワ飛びたち①  この公園にはカラス(多いとき30羽)、モズ(2羽)、

 シロハラ(2羽)、ツグミ、ヒヨドリ等がいる。カラスが

 ニレの木にいるとマヒワはニレの木には来ない。

 カラスを追うとマヒワはすぐ来る。モズとシロ

 ハラが来るといっせいに逃げ出す。ヒヨドリ、シロハラの鳴き声でも飛び立つ。

(幸いにも猫はマヒワが地上におりていることにまだ気づいていない。土、日は

人と犬が多い。)
 
マヒワ飛びたち② モズは別として、慣れてきたのかシロハラやヒヨ

 ドリにはあまりおどろかなくなり地上で食べ続け

 るようになった。人にも動かなければ逃げなく

 なった。マヒワの数が少ない時は、逃げ出すと

 全員逃げる。多いと中には逃げないマヒワがいる(単に空腹のマヒワが多い

 ということかも知れない)。 />

/>

 
 このようにマヒワが多いと、子どもの頃の田舎での体験が思い浮かぶ。それは「冬鳥が

多い歳は冷害凶作になる」との言い伝えだ。空が暗くなるほどタカガシラやヒワがいて、

田んぼで残り落穂を食べているタカガシラが石つぶてでとれた歳があった。これを見て

いた古老が「北の方に喰いもんがなく腹空かしてここまで(南下して)きたのにかわい

そうだっぺ。止めろ。」と言い、上記の「冬鳥云々」を語ってくれた。その歳は冷害と

なりひもじかっただけに忘れられない。(あとで、「寒さの夏はオロオロ歩き」を知り

深く感動し、納得もした。)

 もう5,60年前のことであり、環境もおおきく変わった(ちなみに、残り落穂が

ある田んぼは皆無となった)。ましてここは千葉市である。ただ、昨年秋、福島の田舎

ではドングリもなく、山の雑木の実も少なかったことはたしかである。それと今年の

マヒワがどう結びつくのかは分からない(注2)。


 これだけのマヒワの群れの中で、数組のカップルができている(よく相手を間違わ

ないものだと感心する)。北帰行も近いのであろう。いっぱい食べて、来年命の繋がりを

みせて欲しいものである。


  注1:マヒワがどんな餌を食べるかは、ホームページ「Sakuの野鳥フォトアル
    バム」のマヒワの項目に見事な写真付きで見られる。

   
  注2:本ブログ投稿後、「1月と2月、東北、北海道の大雪で冬鳥は餌をとれない
     から南下している」とのご指摘がありました。
     たしかに、阿武隈山麓の実家も数年ぶりの大雪となった。雪の重みで実は落ち、
     雪にうもれてしまった。
     67大雪追加
  2011.2.15朝

  この大雪で、かろうじてついていた百日紅の実も
  重みに耐え切れず落ちてしまい、雪に埋もれた。

  鳥たちは、雪のない軒下にわずかに吹き寄せら
  れている実をもとめて軒下で採餌していた。





追加情報(3月9日):3月7日 マヒワの群れは最後に5,6羽になり、9日にはこの公園
  から見えなくなった。北に帰ったのであろう。

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18:04:10 | 里山の野鳥 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
66テンとムササビ(その3)
2011 / 02 / 19 ( Sat )
66テンとムササビ(その3)

  2月14日 悠と寿々が出巣してからしばらく経つ。風も出てきて、かなり激しい霙と

なった。こんな夜は悠たちがひょっとして戻ってくるかも知れないと思いつつ全巣箱のビデ

オを付けっ放しにしておいた。

 21:40 モニターテレビが「がりがり」と大きな音がし、テンが巣箱Nに入ってきた

(巣箱Nは屋敷林の一番西側の巣箱で、悠たちがいた巣箱(屋敷林の東側にある奥の杉

 の木巣箱)とは約50m離れている。)

66テン毛繕い  外はすごい霙なのに濡れていない。

 毛皮に珍重される所以か。

 左耳が切れているから、先月もこの巣箱に

 きたテンであろう。

 毛繕いすることおよそ5分。
/>

66テン寝る   まさに熟睡。

 途中一度だけ目が覚めて簡単にあたりを見回した

 だけ。日をまたぎ、2時6分、毛繕いを初め、

 2時30分巣箱から出て行く(巣箱滞在時間は

 4時間50分になる)。

 その後、6個ある巣箱のいずれにも入らなかった。
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66悠と寿々①   悠と娘寿々が巣箱(奥の杉の木巣箱)にもどった

 のは5時19分と5時40分。巣箱をよく点検し入る

 のに4分かけている。入ってからも巣箱から顔を出し

 てまわりを気にしている。特に巣箱の下を見ている

 ことが多かった。悠(ときどき寿々)は夜明けまで

 外を見続けた。/>

 
66悠濡れている   雪はやんだが、悠の顔には氷が張り付いている

 (クリックすると拡大できます)。陽がさしてきて、

 この後悠はやっと巣箱の中に隠れた。


/>


巣箱を出たテンは、その後どんな行動を取ったのであろうか。

DSC03313足跡①66テン足   早朝、 雪に足跡が残っている。猫や犬では

  ない(注)。
       
 母屋を一周している。奥の杉の木巣箱の下は

 3回行き来している。ほゞ雪に埋まっている

 のと、真新しい形のものと、数時間の差があるであろうか。
/>
/>


 悠たちが巣箱から出て山に行っている間に、テンはこの屋敷林に現れ、巣箱に入り、

寝て、巣箱から出て行った。悠の巣箱には入らなかったが、悠が屋敷林に戻ってきた

ときにはテンはまだ屋敷林におり、悠が巣箱に入ってからも巣箱の下を行き来したこ

とになる。朝日が射し(テンがいなくなってから、)悠はやっと安心し、巣箱の中で

寝始めたのであろう。

 恐いものがいないテンとテンに怯えるムササビ悠とを考えさせられた一晩であった。


 
追記:テンとムササビとの関係について川道武男氏はその著書「ウサギがはねてきた道」
   (紀伊国屋書店)で以下のように記載している。

    「私のムササビの調査地に数年ぶりにテンが長期滞在したとき、テンのまわりに
    ある六頭のメスのムササビの巣から一頭も子どもが巣立たなかった。寺の境内に
    ある大木の樹洞がムササビの巣になっているが、その一本一本をテンが訪れ、
    樹洞をのぞいていた。寺社林では木がまばらにしか生えていないので、テンは
    樹洞巣をすぐに発見できたのだろう。樹洞のないたくさんの木と混じってはじめ
    て、樹洞の安全が高まると考えられる。」(158頁) 
 

注:テンの足跡は、テヌ、ネコ、タヌキ、ハクビシン、イタチなどと比較して下記に分か
   りやすく紹介されている。
   
    今泉忠明(+平野めぐみ) 野生動物観察辞典 東京堂出版 2004年
 

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08:26:59 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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