スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--:-- | スポンサー広告 | page top↑
61母ムササビの警戒
2010 / 11 / 22 ( Mon )
61.悠の警戒

前記事59,60を先にご覧下さい。


 悠とその仔達が奥の杉の木巣箱から宵の出巣をして3時間(午後10時過ぎ)、天敵テン

が巣箱に入り込んだ。悠達は、宵の出巣後この屋敷林から山に出かけて、テンが入り

込んだのを知らないはずだ。

悠は帰って来た時に気がつくであろうか。どう対処するのであろうか。

60悠登る② 2010.11.15   5:15

  巣箱の下に悠が現れた。すぐには巣箱に入ら

ない。廻りの幹、枝を嗅いでいる。


/>

60悠登る⑤  5:18

   巣箱下方の確認を了ったか、巣箱へ登り始めた。

   雨には濡れていない。

 
/>

60悠巣箱上①   5:19

   巣箱の上に現れた悠。

   恐る々、動きはゆっくり。

   臭いを嗅いでいる。
/>

60悠巣箱覗く①60悠巣箱覗き四回目
5:19-20 巣穴から中を覗き込む。ためらいがちに、中を確認すること4回。けっして
中には入らない。
/>
60悠巣箱上マーキング①    5:20-21

  巣箱の上の臭いを嗅いで、尻尾を

  はねあげて何かしている。

   この動作を2回した。
/>

60悠退去     5:22

  退去していく悠。

  どの巣箱に行くのであろうか。


/>


 いつもだと悠たちは、上から巣箱に降りてきて、巣箱の中に入る前にチョットの間周り

を見て、すぐ巣箱に入ってしまう。巣箱の下から現れるのも変であるが、巣箱の下に来て

から巣箱に取り付くまで4分をかけ、巣箱の上に3分いて、巣箱の中を4回も覗き、結局

は巣箱に入らず立ち去ってしまった。


この時の周りの状況は以下のとおりであった。

  午前2時頃から明け方6時までシトシトの小雨続き。

  4:10に別の巣箱(A③)に帰巣した米々はズブ濡れであった。

  5:20に米々のいる巣箱に入ってきた寿々もズブ濡れであった。

  巣箱のかかっている木の下(幹、巣箱)は、雨に濡れていない。

  なお、母仔3頭が山から帰る様子は観察していない。


上記のとおり、5:15に悠が奥の杉の木巣箱の下に現れたときに、悠は濡れていない。

そうすると、悠は、奥の杉の木巣箱の位置に近づく前に異変に気がついて、巣箱の周りの

木など慎重に調べていた(濡れが乾くぐらいの時間)と考えられる。

 
その後、悠は5:42に米々と寿々のいる米々の巣箱(A③:奥の杉の木巣箱から43m

離れている)に入った。5:22過ぎには、米々と寿々は巣箱から飛び出していった(悠

が近くに来たのであろう)。まず、米々が巣箱に戻り(5:37)、次いで寿々(5:38)、

最後に悠が入った(なお、悠が今回巣箱A③に初めて入った。この巣箱は米々のみが

使っていて、寿々も悠もつかっているのをみたことがない。)。

 悠は、米々に代わり、その後6:28まで体を乗り出して、外の警戒を続けていた。

奥の杉の木巣箱を悠は出産には使っていないが、夏の暑い日や、巣立ち前の子供を咥え

てきて子育てによく使っていた。今回のテンの出現によって今後はどうなるので

あろうか。






スポンサーサイト

テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用

08:08:03 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
60.テンがいた!!(テンとムササビ その1)
2010 / 11 / 18 ( Thu )
60.幻のテンがいた(テンとムササビ その1)

 ムササビは、樹木の花、芽、実を食べる草食動物。鋭い爪を持っているが、極めておとなしい。

 数少ない樹洞もアオバズクに奪われるし、小鳥のシジュウカラにさえ巣箱を取られてしまう。

 最も恐ろしい天敵は、フクロウ、イタチそしてテンである。

  屋敷林にムササビの巣箱をかけるにあたり一応この天敵は考慮した。フクロウ、アオバズク、

イタチ、テンはいない。アオダイショウはよほどのことがないと杉林には来ないし、まして5m

以上の高さになれば気づくことはないであろうから高さを確保すれば問題はない。予想外だった

のは6mの高さの巣箱が、シジュウカラとスズメバチに乗っ取られたことである。それでも、

この5年間、悠の子供がこれら天敵にやられることはなかった。


 ところが、2010年11月14日の夜、22:25 悠とその子供が出巣していった巣箱に、

妙な動物がやってきた。

テン?②テン?③テン?⑤/> />
 ①                    ②                 ③   
テン?⑥テン?⑨ />
 ⑤                    ⑥
 巣箱に入り、巣材を散々にひっくり返し、ビデオカメラをジッと見る(写真①)。

 巣箱の下方を何かいないかと見つめる(写真②)。あきらめたのか巣箱を出る(写真③)。

 巣箱の上にのり(写真④)、隣の木から下方に移動した(写真⑤)。体はムササビより

小さいが、顔は肉食系で、口の周りに円弧がある(写真①)。尻尾の先が色違い(写真④)。 

     テンだ!!!


 テンは巣箱の隣の木を降りて(写真⑤)いった。他のに巣箱にも来ないかと、全巣箱の

ビデオを監視したが1時間しても現れなかった。翌朝軒下を見ると、前日掃き掃除で捨てた

十数匹の蛾は羽根を残して全部食べられていた。テンは屋敷林の木を降りて、母屋から庭

に抜けて立ち去ったのであろう。。


 テンが巣箱に居座った。これが、巣立ち前の幼仔ムササビのいる時期であったら、悲惨

なことになったであろう。

 悠は、これまでの子育てにおいて、巣立ち前の仔を咥えて頻繁に巣箱を移動した。子供

を落としてしまう危険をおかしながら、なぜ巣箱移動をするのか理由のひとつが分かった

ような気がした。
 


    なお、近辺の野生動物については、「追記」参照(左下の「追記を読む」をクリック
    すると開く)。
  
続きを読む

テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用

17:49:51 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
59.ひとり立ち
2010 / 11 / 17 ( Wed )
59.ひとり立ち
60悠の屋敷林②  2010.11.14 曇り

 ケヤキの葉は散りかけ、モミジとイチョウはこれから

 紅葉する。見かけには昨年と同じだが、山には

ムササビが大好物のドングリがない。屋敷林の柿、

カヤ、センダン、ネズミモチなどの実もなっていない。

ムササビにとって厳しい秋から冬である。(写真をクリックすると拡大できます。)/
>


 屋敷林で今年3月に生まれたムササビ、米々(男の子)と寿々(女の子)は、この日生後

220日となる


60米々宵の出巣A③   宵の出巣の準備をする米々(男の子)
 
 人間なら中学3年生ぐらいか。毛並みツヤツヤ、

 活発で若若しい。母親悠とは一緒の巣箱には

 住まなくなったか? 屋敷林には6個の巣箱が

 あり、この巣箱は最新(今年3月新設)且つ広い。なぜか米々だけが使っている。
/>


60寿々宵出巣①
 同じ頃、別の巣箱から外の様子を窺がう寿々(女の子)。

 出巣準備を早く終わった。この巣箱と米々の巣箱とは

 40mほど離れている。きっと母悠と一緒のはずだ。
/>



60悠寿宵出巣②
  母悠も顔を出した。

 悠はまだ出巣準備が終わっておらず、この後すぐ、

 顔を引込めた。
/>


60寿悠宵出巣④
  寿々が巣箱の外に出る。

  悠も顔をのぞかせる




/>

60悠寿宵出巣⑤
   寿々は巣箱の上で一旦停止したが、
 
   木に上の方に登っていく。

   悠も身を乗り出して木の下の方を

   警戒する如く、見つめる。
/>

60米々登場①
   来た、来た。ムササビが1匹巣箱の下まで
 
   やってきた。

   悠はからだを引込めたが、特に警戒はしていない。

   やってきたのは、米々だ。
/>

60米々上に②
  
    米々は巣箱の上に現れた。

    悠はまだ下の方を窺がっている。

   何かいるのだろうか。

/>

60寿々も戻った
   下から寿々が現れた。

   米々(巣箱の上)も下を見ている。

   寿々は巣箱の上や下で遊んでいたのか?

   母仔3頭そろった。
/>

60悠出巣
   悠が巣箱を出た。

   寿々は木の後から上に登っていった。

   米々も続いて登るかと思ったら、

/>

60米々巣に入る②
   なんとなんと、米々が巣箱に入り

  始めた。



/>

60米々巣に入る③
   米々は巣箱の中にスッポリ収まり

  およそ2分ほど巣材や壁をクンクン

  確認。

/>

60米々巣から出る①
   何かに満足したのだろうか。     

  母悠の後を追って昇っていった。


/>

   
60出巣後の巣   ムササビが木々の間を飛び回っているとこの屋敷林は

  活気に満ちている。最後に米々が梢に消えると、とたんに

  この屋敷林は、うっそうとし、植物化した。

  晩秋、急速に闇が濃くなる19分間(16:53~17:12)であった。

  悠達は翌朝まで山から戻ってこなかった。
/>
 
 母と別居した(巣立ちした)子供ムササビが、母の棲んでいる巣箱に入ってしばし

滞在することはこれまでも何度か見られた(記事55参照)。米々と寿々は生後8カ月。

寿々(女の子)は母と同じ巣箱(布団)で寝起きしている。米々もやはり、母の巣箱が

良いのであろうか。 

テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用

08:06:24 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。