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9-②生後60日の家族
2008 / 07 / 30 ( Wed )
9-②生後60日の家族

3)宵の出巣と朝の帰巣 

 2008年5月7日における朝の帰巣(日出4:37、晴れ、微風)

  3:50 (母の帰りをまっているのか)子供一匹巣穴から外を見続け。もう一匹は
       中で寝て いる。

  3:55 (母の姿が見えたのか)一匹巣から飛び出て行く。続いてもう一匹も。

  3:57 母「悠」巣穴に帰ってくる。(子達を呼んでいるのか)すぐ外を見る。子供
       一匹戻って くる。(もう1匹も呼ぶべく)「悠」外を見つづける。
  
  3:58 子供もう一匹(やっと)戻ってくる。

  3:59 「悠」再度伸び上がって外を見る。(一緒に行動していた理理を探し、確認
       しているのであろうか)
  
  4:00 「悠」巣穴の中におちつき子供の毛繕い開始、続いて授乳。

  4:02 (何かの気配を感じたのか)「悠」また外を見る。すぐもとに戻り、子達の
       毛繕い、授乳をはじめる。
       授乳継続
  
  4:06 子供一匹(何かを感じたのか)巣穴から出てしまう。(状況を確認のため
       か)「悠」伸び上がって外を見る。

  4:07 巣の上でゴソゴソ音がする。 「悠」外を見る。(確認できたのか)もとに戻る。

  4:08 娘「理理」巣穴に入ってくる。母悠とスキンシップ後、すぐ外を見る。

  4:09 外に出て行った子供、理理を押し分け入ってくる。

  4:10 「理理」外を見つづけている。「悠」は本格的に授乳。

 この後、「理理」は巣から出て行ったが、自分の巣箱Bには戻らなかった。


宵の出巣(2008年5月7日、日入り18:35)

 夕方から巣箱の上に悠が乗って、寝ている(アンクルカナが見ていてもわずかに顔を

動かすか、目だけ動かすのみ)。巣の中では2匹の子供が壁をかじつたり、跳ね回って

いる。姉理理は自分と弟妹の毛繕い(下記写真①)。

 18:51 子供一匹巣穴から外を見る。
 
 18:54 悠が巣穴に入ってくる(写真②)。理理と臭い嗅ぎで確認し、子達の世話
       (写真③と④)。
 
 18:58 理理巣から出て行く。
 
 19:00 悠子供を押さえ込んで毛繕い、授乳(写真⑤)。
 
 19:07 子供一匹外を見る(写真⑥)。
 
 19:12 子供一匹悠の背中へ乗る。外を見ていたが出巣。悠外を見る。
 
 19:14 もう一匹の子供出巣(写真⑦)。「悠」外を見る。もどって自らの
       毛繕い(写真⑧)。
 
 19:15 悠出巣。

 この後(写真⑨)、20:55に、子供2匹一緒に巣に帰ってきた。悠と理理は翌朝まで

戻ってこなかった。 理理は自分の巣箱Bに戻る。  


理理と2匹の子供
  ① みんな「宵の出巣」の準備。

理理(真ん中)は一応弟妹の毛繕いをするが、自分

のことに忙しい。弟妹たちは、巣の上に母親が乗っ

ていることを知っているのか、さかんに巣上を見る。


/>

悠入って来る
   ② 日入から20分、悠が巣に入ってくる(右)。

理理が向かえる。

子たちは、巣の底の方から見上げている。




理理悠の耳かじり   

③ 悠は、巣穴に入るとすぐに子達を抱きかかえ舐め始める。
  
  このごろは、理理との挨拶確認もそこそこに子達を優先。
           
   理理は悠の耳を舐め、齧る。 このあと、理理は外を

見始める。



悠子供ダッコ
  ④ 理理は(写真右)外を見ている。悠は、理理の背中に手を

ついて子達をダッコし、授乳している。 

 3人部屋に4人で生活している。


   (理理の独り言 「一人暮らししたいな。」) この後すぐ出巣した。


悠抱え込み2
  ⑤ 理理が出巣したあと、悠は両手で子達を抱え込み、

本格的授乳に入る。
  
 右下に暴れまわる子の足が見える。



子もう出るよ
   ⑥ 弟妹の兄(?)「授乳15分でもう充分。早く外に

行こう」とばかりに外の様子を見始める(写真右のシッポ)。

悠と妹(?)は「まだまだ」とばかりに落ち着いている。


残った子出るわ
  ⑦残った妹(?)「私ももういい。お兄ちゃん

行っちゃったし、私も行っていい?」。

母悠「もう少しよ。」。



悠自分の毛づくろい
   ⑧ 悠は、やっと、出巣のための自らの毛繕いに入った。

この日は巣の上で毛繕いしていたので、以外と早く

終わった。



誰もいなくなった
  ⑨ 誰も居ない。20:55に弟妹が一緒に戻ってきた






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12:11:20 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
9-① 生後60日の家族
2008 / 07 / 28 ( Mon )
9ー①.生後60日経過の家族

 生後2ケ月経った5月はじめ、①子供達が巣穴の外に出るようになった。②子供の

姉理理が自分の巣穴(巣箱B)で暮らし始めた。③理理と弟妹は仲がよい。スキン

シップもする。④母悠は、暑い日には巣箱の中に入らず、巣箱の上で寝ている

(子供は理理が一緒なら安心か)。


悠の二度目の赤ちゃん
 悠の2度目の子。悠と姉理理が一緒で、小さいうちから姉達

の背中に乗って外を見ていた(何度も巣穴から落ちてしまいそうになる)。

/>



1)子供たちの宵の出巣と戻り(事実関係は追加Ⅰ参照)

  5月6日宵、2匹の子達がはじめて出巣した。外で活動する時間もだんだん

長くなり、4日後の5月10日には2時間半も外に出ていた。子達の間に差異が見られ、

1匹は出巣が遅れ、出巣してもすぐ戻る。10日には出巣も帰巣も2匹一緒だったが、

小さい方(そう感じるだけか)は途中で巣穴への出入りを3回している。巣箱に乗ってい

る音がするので巣箱からあまり遠くには行っておらず、兄(?)が戻ってくるのを待って

いるようだ。11日には、兄(?)が出巣して、9時半になつても戻らなかったが、この間

妹の方は巣穴の中で毛繕いやウツラウツラしながら待っていた(アンクルカナは朝の

「帰巣」に備え早寝したので、その後どうなったか分からなかった。12日の早朝、目が

覚めたときには、母悠も既に帰っており、詳細不明。)。

 子達の成長は順調だが、成長には巣穴の中でも差異が見られるようになった。母悠が

子達を抑え込んで授乳する際も、1匹だけ早々と終わり背中に乗り活発に動きまわる(母

悠は、もう一方をえんえんと抑え込んでいる)。また、母の帰巣を待つときも、一方は巣穴

から身を乗り出したり、出入りするが、他方は寝ているか、後ろから着いて行くかである。

これは、昨年の友友と理理の時と全く同じである。今年の子達も兄と妹なのであろうか。


2)姉理理の独立

 理理も1才1ケ月になり、弟妹達との共同生活も2ケ月になった。5月5日朝 、母と弟妹

達が暮らす巣箱Aには戻らず、巣箱Bに入った。8日と9日も巣箱Bに帰巣し、終日一人で

過ごした。6日、7日は巣箱Aにおり、10日は夕方(5時半)巣箱Aに入り少し居て出て

行った。10日の午前から夕方までと、11日の居場所は分からない。

悠の最初の子「理理」    巣箱Bに移った理理。ここは、昨年兄の友友と住んでいた。

  母悠のいる巣箱Aは、見えず、3、40mぐらい離れている。

  なのに出巣時刻はほぼ一緒。特殊な交信手段があるの

  だろうか。


 母屋と屋敷森を探しまわったが、見つからなかった。もっとも杉やカヤの樹の上の方は

見通せない。5月で気候もよく、雨さえ降らなければ、どこでも過ごせそうだ。

 理理と弟妹達とは仲がよい。毛繕いもしてあげるし、弟妹達も理理の耳しゃぶりをする。

朝の帰巣の際には、近くまできた姉理理を弟妹たちが巣穴から飛び出して迎えに行く。

悠のいない時は、弟妹達にとつて心強い存在であろう。悠も理理のいる時は、巣箱をでて

巣箱の上でのんびりと昼ねをしていた(いつも夏過ごす楓の巣箱を撤去してしまった

からか)。

 ところで、巣箱Bでの生活は母の指示なのだろうか。その理由も子達が大きくなり「狭い、

暑い」の単純なことなのか、その日によって巣箱AにするかBにするか理理自らが決めて

いるのだろうか。それらを家族間でどう伝達されているのだろうか。比較実験をすれば何か

解明できそうだが。 


 母のテリトリーを出て行く日は着実に近づいている。母悠とのスキンシップはあるが、

出産や子育ても見ており、母悠や兄の友友との生活で生きる術は充分体験してきた。何

よりも、理理は、悠がこの森にやってきたときより大きく、たくましく成長し、もう独立・旅

立ちの日が近い。

先に旅立ちした兄友友とは違う、別の森にいくのであろうか。また、逢ったらお互いが

分かるのであろうか。どうやって確認したらよいのだろうか。 




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17:44:17 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
8 ムササビ文献と写真集
2008 / 07 / 23 ( Wed )
8 ムササビ文献と写真集・本

 ムササビと言うと、「裏山でギャーギャーと鳴き騒ぐ恐ろしいバンドリ(晩の鳥)」の

イメージであったが、幼い、あどけない悠を見て、一変した。

                                         フクロウの巣箱の悠
 ムササビについては何も知らない。早速、図書館の子供用図書から

読んだ。その後は手当たりしだいに文献まで集めた。「リス・ムササビ

ネットワーク」のホームページも利用させていただいた。思うに、これが

中学、高校の時であつたら、「化学」ではなく「動物」をやっていたかも知れないと。そう思い、

何かの参考のために「追加記事」に本、文献を記載した。また、相手が動物故に、大切なのは、

いわゆる「フィールド」でのよく観る、歩く、粘るであり、そこから先はより深い専門(生理学や

生態学、先端器機による分析)の世界となるのであろう。

どこまでいけるかな。


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11:06:43 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
7.悠2度目の子育て
2008 / 07 / 21 ( Mon )
7 悠2度目の子育て

 今年3月はじめ、悠は2度目の赤ちゃんを生んだ。一緒に住んでいる理理の弟妹に

なる。生まれて約40日の4月10日すぎ、まだ巣穴から外には出ていない(追加1.2

参照)。

夜、母悠と姉理理が「宵の出巣」でいなくなると2匹寄り添って寝続け、朝に母の帰りを

待ちわび、昼は寝ている母のおっぱいをたっぷり飲み、ときおり母や姉の背中に乗って

遊び回る。

4月赤ちゃん2匹
  母悠も姉理理も朝まで帰ってこない。はじめは遊んでいるが

 そのうち寄り添って眠る。暖かくなり、巣草に潜ぐらなくなった。     




0804子供遊び1
  昼の巣穴  悠と理理(画面下)は夜に備えて寝ているが

  子供たち(画面中央と上)は母と姉の上を飛び跳ねている。





0804悠子育て中
   子供に起こされて、目がさめた。外を見張る悠。

   最近は子供を持つ母の強さを感じる。





0804理理子育て

   弟妹と一緒のせいかお姉さんぽくなった理理。






4月13日(生後40日過ぎ)の「朝の帰巣」の様子。

 日の出5時06分 曇り 微風で、おだやかな春の夜明けである。悠も理理も、昨晩

出巣してから一度も戻ってこない。2匹の子達は、朝方になってめざめ、母の帰りを

巣穴の中で待っている。 

 4:34 子供交代で巣穴から外を覗き母悠の帰りを待っている(下掲写真①②)

 4:35 (巣箱の上に何かが乗っかる音)悠が飛び込んでくる(写真③)。
      悠 子供を抱きこみ、授乳、子供の毛繕い。

 4:39 悠 何かを警戒、外を見張る。子供は胸にぶらさがって乳を
      飲んでいる。

 4:40 悠 もとに戻って子供の毛繕い

 4:41 悠 子供を抑え込んで舐めまくる(糞をさせている?)

 4:42 悠 一瞬静かになるも、子供の毛繕い、授乳が続く(写真④)
 4:44     〃
 4:45     〃

 4:47 悠 「キッー」と緊張。娘理理が入ってくる(写真⑤)。母子一瞬確認挨拶
      理理 子供と挨拶し、巣穴の底の方へもぐる。    

 4:49 悠 外の警戒

 4:50 警戒を解いてもどり、子供の毛繕い

 4:53 悠 デングリ返しで(写真⑥)巣穴のいちばん下にもぐり(写真⑦)、子供をお腹に
      ダッコ。理理は巣穴の左側におしやられる

 4:54 皆 静かになる。子供がわずかに動く
 
 4:58 子供 悠の胸のオッパイをもとめて動く
 
 4:59 子供Ⅰ 理理の耳舐め(写真⑧)、悠の口舐め。
 
 5:00 悠 (痒いのか)突然動き、子供跳ね飛ばされ、巣箱の隅っこへ(写真⑨)。
      子供 悠のお腹に登る。
 
 5:01 子供おきあがる
 
 5:02 悠 子供ダッコして本格的に眠りに入る。理理は横向きで既に熟睡(写真⑩)。


413アッお母さん 413朝子供 413母帰る
                        ②               ③写真右白いのは悠の頭

413毛繕い・授乳 413里理帰る 413悠反転
   ④                 ⑤理理戻る(右の白い頭)      ⑥左は理理、右は悠の尾
      
413悠いちばん下へ
  ⑦左は理理、右の小さく写っているのは悠。子供が悠を横切っている。

  理理の頭の後ろに悠の尾がある。





413里理の耳なめ
   ⑧右から悠、子供、理理。子供が理理の耳を舐めている。

   耳垢はおいしいのかな。挨拶なのかな。




413ハネトバシ   413眠りl
⑨右下小さいのが子供       ⑩下は理理、悠は子をダッコして眠っている。


左下の「続きを読む」をクリックすると「追加1、2」が開きます。












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12:02:20 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
6.ムササビ巣箱
2008 / 07 / 20 ( Sun )
6 悠の巣箱

ムササビ用巣箱は、多くの解説書にのつているので、ここでは、悠がどんな巣箱を

好んでいるかその実績から考えたみたい。どうやら、
 
  ①高くて安心なこと

  ②夏涼しく(なんせ毛皮を着ている)、冬暖かいなど季節によって使い分けていること

  ③お産用として、3月の冷え込み(零下4度もある)を防げ、入り口狭く防御容易なこと

がうかがわれる。  これらをⅠ個の巣箱で満たすにはそれこそ「エアコン付き」にするしか

なく、目的にあつた数個の巣箱をそろえることがよさそうある


アンクルカナの巣箱を紹介しょう。

DSC08566巣箱見本Ⅰ
   ビデオカメラ内装巣箱
        
   カメラ室底部と巣穴上部の距離は7cmとし、サイドの切り欠き部(一部開いている

   ところ)からコードを引く。

/>

DSC08567巣箱見本2     天板を乗せた俯瞰図

   中型カメラも内装可能としたため、巣箱はノッポになつた。 

   天板の後部はカーブさせ、樹への取り付け簡易、安定を

   図った。 杉の野地板(幅24cm)を使用した。 
/>


巣箱:材料は、杉の野地板(幅24cm)。軽く(巣箱を掛けるときに楽)、雨にも耐え、加工

しやすく、ホームセンターなどで安く手に入る。

    幅と奥行き  :24cm(「野地板」規格品で幅24cmのものが市販されている)

    巣穴入り口の径:9~11cm(かならずしも丸でなくても良い→楓の巣箱参照。)
    
    底板から巣穴入り口までの高さ:30~35cm
    
    天板(屋根板)までの高さ:45~50cm(後述のビデオカメラを入れるならその
             分の高さが必要)、

    天板(屋根板)の形状:巣穴入り口から雨、雪が入らないよう少し大きめにし、木に
           取り付け安くするため後部にRをつけた(上掲写真)。 

    齧り板:必ずしも必要ではないが、あったほうがよい。ムササビは巣穴の中
をよく齧る。齧って釘や木ネジで怪我しないように、真ん中に直径
10cm程度の丸い穴を設けた板を、底板に重ねて乗せて(釘どめ
せず)設置した。別の巣箱では、齧っても釘や木ネジに届かない
ように底部の壁板に板を貼り付けた(巣箱A)。

楓の木の巣箱の悠
    楓の巣箱

    入り口は四角。しかも広い。悠は暑いときは、入り口で寝そべっている  
/>

シジュウカラ子育てⅠ(修正)
    巣箱A
  
   シジュウカラの親が乗っている部分が「齧り板」。両サイドに設置。
/>



   塗装:不要。ただし、「人に見つかり難くするため」では意味がある。

   巣草:不要(ムササビが運び込む)。

   ビデオ装置:目的によって異なるが、赤外線付きのカメラであること、延長ケーブル

       (ちなみに巣箱Aでは、居間のテレビまで30m、巣箱Bでは40m)が

        装着可能で あること、小型であること、最も重要なのは漏電・火災危険の

        ない低電圧であること (ここは手作りはしないこと)などが要件。

    (各社あるが、アンクル・カナは、コロナ電業株式会社の「Telstar」を使用して

    いる。最初の機材は3年経つが映像変化もなく作動している。)

   ビデオカメラは、巣箱上部に取り付けた。ササビが齧って感電、漏電しないように

   囲い・仕切り板を必ず付ける。

 巣箱の設置場所:   巣箱の形状より、どこに巣箱を掛けるかが重要。

   人にイタズラされないように高くすること(山仕事のハシゴ8m超のもので掛けても

   らう)。

   ムササビが安心して快適に過ごせること。夏は涼しく、冬暖かく、太陽が直接あた

   らず、巣箱の下および周辺に雑木・雑草のないこと、杉の大木があるところなどが

   要件か。

   (カヤの木にかけた巣箱はこれまで一度も使われたことがない。これは巣箱の上下

   に多数の枝があることがその因と思われる)。


DSC08638悠の棲みか
   悠の棲みか

  常時4ケの巣箱が使えるようになっている(母屋に戻って欲し

  くない)。悠は、夏用、冬用、お産・育児用に使い分けしている。

  

   保守管理:よく使う巣箱は樹に固定しているひもがゆるみ、対候性のない

ポリスチレン、ポリエチレン製ではボロボロになる。ムササビの入っていないときに直す

ことにしている(1年に一回ぐらい)。 








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4ムササビ悠子連れ引越しその2
2008 / 07 / 15 ( Tue )
4.悠の子連れ引越しその2
(2)夏から秋、そして冬へ


B悠友友理理
   引っ越してきた巣箱B 

悠と友友(右下)、理理(左下の寝ている子)

母悠は、「巣箱の外に何か来たようよ。たぶん、またアンクルカナよ。

見なくっちゃ」 と 巣穴に伸び上がった。



DSC05768_悠B
 悠 「ほら、予想どおりアンクルカナよ。きれいに撮ってよ。」
 


①2007年8月、生後5カ月で友友と理理は、生まれた巣箱から母の住む楓の

巣箱の近くにある巣箱Bに移り住んだ。朝の帰巣や宵の出巣も、兄妹で一緒に行動し

ていた。時々、母悠が巣箱Bにはいりこんでくる生活が続いた(前記「4悠の子連れ

引越し」参照)。


楓の木の巣箱の悠
  楓の巣箱 子供のころから悠はここで夏を過ごす。

  斜め下に、友友と理理がいる巣箱Bが見える。


②10月になって、友友と理理は、移り住んだ巣箱Bからいなくなった。生まれた

巣箱Aにもいない(巣箱の位置などは次項「5ムササビ悠の棲みか」参照)。そして楓の

巣箱では時々悠が顔をだしており、悠が顔を出しているときに巣箱の中を齧る音がして

いた(友友か理理が齧っているのであろう。)。
 
 この楓の巣箱は、高すぎて内部の確認はできないし、ビデオも設置されていないので

正確には分からない。
  
③11月はじめに竜巻かと思われるような暴風があった。悠たちがいなくなった。楓の葉

はほとんど吹き飛ばされ巣箱は丸見え状態となった。しかも巣箱は後ろに傾いている。

悠たちが傾いた巣箱にいるかどうか確認できない。いる気配も感じられない(少なくとも

住みやすいとは思われない)。

巣箱Aにも巣箱Bにも悠たちはいない。一体どこに行ってしまったのか。

 もうこの森には帰って来ないのではないか。あるいは、誰かにいたずらされて捕られて

しまったか。こんなことなら巣箱をかけるのではなかったなど、いろんなことを思い、想定

した。

④ところが、数日たって、2匹のムササビが、巣箱A(悠がお産をした巣箱)を使いだした

ではないか


巣箱A悠と理理
   やれやれこれで一安心。でも2匹しかいない。
   
   はて、これは誰と誰。いなくなったのは誰。


ここで素人の先入観が(まったく間違った方向へ)はたらく(追記1参照)。

   ・これまで2匹一緒に行動していたのは子供同士の友友と理理。母悠はどっちか
    と言うと避けていたようだ。

   ・ビデオ(昼でも巣箱内は暗いのでカラーにならず、モノクロである。)を 見ると体
    の大きさと動きに違いがあるが、友友も大きくなったもんだ。これまでも友友は
    活発、積極的。理理はすべてスロモーで受身。

   ・巣穴から顔を出せば確実に判別できるが、顔をださない。これまで、悠は警戒の
    ためかよく顔を出していたが、子供達は昼はほとんど顔を出さなかった。

よって、この2匹は友友と理理であると思った。いなくなったのは悠であろうと。この森で

いろんな目にあいながら、4年も生きてきた悠がそんなに簡単にいなくなるだろかとの

疑問をいだきながらも。

⑤この日以降、この2匹は巣箱Aで春までいっしょに生活する。時々、帰って来ない日も

あったが、大雪、雨、暴風雨などの次の日の朝には巣箱Aにかならず戻ってきた。

⑥この4月になって約1月ぶりに巣箱Aのビデオを見ると、なんと新しく生まれた幼い2匹

の子供と、これを抱っこして授乳している母親、そしてもう一匹の計四匹がいる。

A理理赤チャン
   巣箱A 写真は、真ん中が理理で両脇に新しく生まれた子。

  母悠は外出中。理理が弟妹の面倒をよく見る。この後悠が帰って

  くるが、満員状態。全員はめったに見られない。(レンズが曇ってい

  て良く映らない。)


11月いらい巣箱Aにいたのは、友友と理理とばかり思っていたが、悠と理理だった

のだ(ビデオテープをその気になって見直した。11月からこの巣箱で生活しているのは

なるほど悠と理理である。)。

そこで、前年(一昨年)の悠の記録を確認してみると、

     ・ 暑い夏は涼しい楓の木の巣箱で暮らす。

     ・ 楓の葉が落ちて巣箱が丸見え状態になる(11月中旬)と巣箱Aに移る。

     ・ 巣箱Aで、(子供を産み、自分で菜食するまで育て、)夏まで生活する。

 要するに悠からすれば、前年と全く同じことを繰り返しているにすぎない。ただ、違う

のは子供がいることであり、暑い夏は、子供を楓の木の巣箱に近い巣箱Bにおいて育児

はそこでし、自分は楓の木の巣箱で過ごすということなのではなだろか。


⑦友友はどこへ

友友は、10月はじめから巣箱A、Bのビデオに映っていないし、実際に見てもいない。

奥の杉の木の巣箱(シジュウカラが子育てして以来、使っている気配はまったくない。)

や楓の巣箱にいた可能性はあるが、11月に理理が悠と巣箱Aに移り住んだことを考え

ると、11月にはもう友友はこの森にはいなかったことになるのであろう。

 友友は3月下旬の生まれなので、「10月はじめ」は生後6カ月である。ムササビの

いわゆる親分かれ子別れ」の時期は、男の子の場合、約1年と言われている(追記2

参照)ので、6ケ月は早すぎると思われる。

  いなくなった要因としては

(a)この森でよからぬ人に捕獲されてしまった(悠と理理は難を逃れた)。

(b)病気・事故で亡くなった。

(c)新天地で暮らしはじめた。

のいずれかであろう。「生後6カ月」はちょっと早いが、新天地で元気に飛び回っているの

であれば良いのだが。

宵の出巣や朝の帰巣における友友と悠の関係を見ていると、8月下旬には、友友は悠

の口なめもしなくなり、宵の出巣もかってに準備してさっさと先に出かけてしまう(悠の方も、

理理には毛繕いもしてやり、ガッチリ抑え込んで授乳もしていた)。友友はもう一人で

生活できるように思えた。

だからきっと大丈夫。ちょっと早いが普通の「親分かれ、子別れ」の旅立ちであったと。

 
[閑話休題]
「旧盆の満月にすけて、母子3匹影絵のごとく飛び回っていたことが嘘のようだ。宵の出巣
間もなく母悠と子供達があわただしく山奥に渡って行ってしまうと、かすかな虫の音と少し
寒く感じる風のわたりの中に、見上げる視界の半分も占める黒々とした杉の木々が、圧倒
的存在感でさし迫ってくる。夜の自然に生きていくことを選んだ悠たちは、人間にはそら恐ろ
しくも感じられるこの黒々とした森や物の怪がいるかと思われる山でさえも、当然のこととし
て受け入れ、且つ満喫しているのであろう。」(2007年10月の日記から)

 これまで悠の最初の子供である友友と理理との生活を述べてきたが、次回から、

二度目の赤ちゃんとのあれこれを見てみよう。



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18:53:41 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
5.ムササビ悠の棲みか
2008 / 07 / 15 ( Tue )
5 ムササビ悠の棲みか
DSC08638悠の棲みか
  阿武隈山麓の屋敷森見取り図。
 
 悠とその家族は、1年のほとんどをこの屋敷森(の巣箱)で寝起き

 している。


 この屋敷森は、北側には、5本の欅、3本の楓、カヤ、ホウの木を含む杉森となっており、東側は、

桜、梅、柿、プラム、栗、ギンナンなどの果実に加えて、カヤ、椿、センダンやナラなどもあり、悠たち

の食べものとしては種類も量も充分と思われる。

 巣箱Aから楓の巣箱までおよそ25m、楓の巣箱から巣箱Bは斜め下に見え、7mぐらい離れてい

る。悠たちは、巣箱Aの杉の木から太郎杉の方に向かって滑空(母屋の北側の縁側からガラス越し

に観察)し、東側の果樹園と巣箱Bの付近で過ごしたあと、太郎杉の方から山へ向かう。

なお、悠の最初の巣箱(フクロウ用)は、楓Ⅰにかけたが(いたずらされたので)、撤去し、今は東側

のイチョウの木にかけてある。冬や雨の日には鳩、ヒヨドリなどが利用している。

この屋敷森にはフクロウやテンはいない。近くのタヌキも少なくなり、ハクビシンが増えているとのこと。

テーマ:カメラ - ジャンル:趣味・実用

18:00:00 | ムササビ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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