234.ガンバル緒白
2017 / 05 / 24 ( Wed )
234.ガンバル緒白


  ツツジの開花に合わせたのでムササビ観察はちょっと開いてしまった。

           234ツツジ

  3月末、菜々は2 頭の赤ちゃんを出産し、先腹の裕奈も出産巣箱に同居していたので4 頭の

  ムササビがいた(記事221参照)。



           234緒白お腹昼寝

 5 月11日 ムササビは1 頭しかいない。 暖かなので、お腹を出して寝ている。赤外線アナログ

 ビデオなので、お腹は「白飛び」してしまい、♂か♀か判別できない。


           234緒白背中傷痕

   背中の傷跡から緒白(菜々と一緒に生まれた兄弟)と分かる。


          234緒白

   間違いなく緒白だ。他にムササビはいない。3 月末に生まれた子どもはまだ巣立ちして

いない(自分で巣外に出られるまで育っていない)はずだから、母親菜々がどこかに運んで

いったのだろうか。それとも何かに襲われて消失したのだろうか。菜々母仔と同居していた

裕奈もいない。どうしてだろうか。

 このところ、天敵のテンも、時折巣箱に入るハクビシンも見ていない(ただし絶対にいない

とは言い切れない)。おおきな変化は人の出入りだ。多くの方々がツツジを見に来てる。

5月12日は特に多く、ムササビの出巣時刻の前まで残っていた。緒白は通常時刻に出巣

していったが、翌13日朝、屋敷林に戻ってこなかった。13日は小雨となり、ツツジを見に訪れ

る人もなく静かな1日であった。緒白は14日朝巣箱に戻った。緒白はこの数か月屋敷林で

暮らしている。菜々やその子達が戻ってきていないが、一頭で頑張っているのかなと思って

しまう。ツツジの花が終わるころ、また見に来ようと思う。


 





   






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221.7ヵ月の裕奈
2017 / 04 / 10 ( Mon )
221. 7 ヵ月の裕奈

 3 月末、屋敷林には、5頭のムササビがいる。 菜々、菜々が先週生んだ新生子2頭、

菜々の昨年8月の子裕奈、菜々と同腹の緒白(雄)である。このうち緒白の近況は前々記事

219で記載した。

 裕奈は生後7か月、先月まで母親菜々といつもいっしょの巣箱に同居していて、別の巣

箱に別居したことがない。3月25日夜半から大雨で、26日の朝には雪となった。裕奈

は屋敷林にかえってこなかった。初めての母との別居となった。(緒白も戻らなかった。)



221裕奈10-28
  2016.10.28 (生後2ヵ月余り)


221裕奈12-24
2016.12.24 (生後4ヵ月)

221裕奈が菜々のけづろぃ
 3月27日 5:12裕奈が菜々母子のいる巣箱に帰巣し、すぐに母親菜々の毛繕いをした。
 本格的毛繕いというよりも、むしろ1日半ぶりのご挨拶という程度。 巣箱への帰巣は、
 いつものごとくであった。5:09に先に帰っていた菜々が巣箱から身を乗り出したが、すぐ
 もどって、裕奈もちゅうちょなく入ってきた。

221菜々が裕奈の毛繕い
 5:20 菜々が裕奈の毛繕い。こちらは丁寧にしていた。


裕奈は生まれて以来母と常に同居していたが、今回(3月26日)初めて別居が観察された。生後

7ヵ月で最初の別居は、これまでの観察の中では最も遅い。遅いわけはなんだろう。

25日宵、菜々は通常どおり、出巣したが、22時ごろから強い雨から雪となり、26日明け方まで

雨、雪、霙れの悪天候である。菜々は遠くにでかけ屋敷林に戻れなかったのであろう。いっしょに

出かけている緒白(裕奈の叔父にあたる)もこの日は戻ってきていない(27日の朝に裕奈とほぼ

同じ時刻に戻った)。 この悪く天候がなかったなら、裕奈は別居することなく、戻ったのではなか

ろうか。

 菜々と裕奈の関係は、菜々の母親(悠)とその子達との関係とは、子育ての細やかさ

において違っている。屋敷林を含め、周囲の食糧事情、野良ネコや天敵の事情もある

のであろう。 







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220.菜々出産
2017 / 04 / 01 ( Sat )
220.菜々出産

 3月下旬、 菜々は出産しただろうか?  巣箱のビデオモニターを見る

220菜々と裕奈
  菜々と裕奈重なって
  
  いる。これでは出産

  したかどうか分から

  ない。

  
  待つこと、30分 







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220菜々、裕奈、新生子

  モゾモゾ這い出て
  
  きたムササビ赤

  ちゃん

  レンス゛が湿気で

  曇り、2頭か1頭

  か分からない。

  裕奈と菜々が

  出巣して、

  いなくなったら分かるはず。

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220新生子2頭
    2 頭だ

  母親菜々は、赤ちゃ

  んを隠さないで出巣

  したから、すぐ帰って

  くるはず。
 
  
  予想どおり、この10分

  後に戻ってきた。


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  菜々は出産していた。出産日の特定はこれから検証するとして、まずは一安心。昨年8月に

生まれた裕奈が同居している。菜々と同腹の緒白(雄)も屋敷林の別の巣箱にいる。

  外は雨から雪になったが、生命の湧き立つ本当の春になりつつある。生まれた子達はつつ

がなく育って欲しいと思う。







次の夜の、菜々が出巣した直後の様子。子達は隠くれていてまったく見えない。

ムササビは、巣穴を離れるときには新生子を巣材で隠してしまう。保温のためもあるのであろうが、
天敵などから隠すための行動と思われる。

220子巣材の中







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219. 同腹ムササビの関係
2017 / 03 / 14 ( Tue )
219.ムササビの家族

 2月末、屋敷林には三頭のムササビがいる。巣箱Bに菜々とその子裕奈(生後6ヵ月) もう一頭

巣箱を転々とする成熟したムササビ(前記事参照)。

219誰か①
  このムササビは誰か。

  観察した3日とも巣箱

  を転々としている。

  宵の出巣は菜々達よりも

  早く、朝の帰巣は遅い。

  宵の出巣では、菜々たちの

  いる巣箱の方に滑空して

  行くが、菜々は身を乗り出し

  てその動きを監視している。

  朝の帰巣でも、菜々達が巣箱

  に入り、菜々が身を乗り出して、

  警戒している。遠くの巣箱にこのムササビが入った後、菜々は警戒を解き、

  巣箱内におちついた。
  

219緒白
     これまでの写真を探す。

    緒白だ。
    

    顔つきが同じこと、

    左目と鼻の間の黒い縦線模様、

    右目の上下が薄茶であること

    から、緒白とわかった。

    緒白(♂)と菜々はいっしょに

    生まれた兄妹だ。




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 緒白は、雄であり、この屋敷林に常にいるわけではない。裕奈が生まれた昨年8月から11月

までいたが、12月と今年1月はどこかに行っており(たぶん繁殖活動でよそで頑張っていたの

だろう)、2月末に戻ってきた。 屋敷林に緒白が居る時は、昼巣箱からよく顔をだしてまわりを

警戒する。そのためか、菜々は(安心してか)、巣箱からあまり顔を出さない(今回、尾白の写真

はたくさん撮ったが菜々は1枚も撮れなかった)。宵の出巣でも、緒白が出巣して、菜々のいる

巣箱の上を通過し、山の方に行ってしまってから、菜々はおもむろに出巣した。朝の帰巣では

菜々は巣箱から乗り出して威嚇のポーズをとっていた。菜々の巣箱から離れた巣箱の方に、

緒白が去ってから、菜々は巣箱内におちついた。

 いっしょに生まれたムササビがともに成熟し、どのような関係を保っているのか、興味ある

シーンであった。 3月末に、菜々は出産するであろう。そのとき裕奈は同居するだろうか、

緒白はどんな役割をするのだろうか? あと2週間だ・・・・。


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218.春は名のみの時期
2017 / 03 / 09 ( Thu )
218.春は名のみの時期 

2月26日から27日、阿武隈の屋敷林。 風はなく、暖かかったが、朝は布団から出た

くないほど冷えた。三寒四温の「寒」であった。

屋敷林にいるムササビは、3 頭。 巣箱Bに菜々と生後6ヵ月の裕奈が同居(静止画)、 もう1頭、

3日とも巣箱を転々としたムササビがいる(写真)。


218菜々と裕奈②


218ムササビ誰
2017.02.27 巣箱A


    26日は巣箱F

   27日は巣箱A

   28日は巣箱A③

   
   転々としている。




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 三頭のうち、裕奈だけが、宵の出巣後に一度巣箱にもどった(22:33)。2時間20分ほど

休息し、出巣した(0:51)。日の出前の5:28に母親菜々といしょに巣箱に帰ってきた。

 ムササビの(夜間の)活動リズムは2山型を示し、2つの活動時間帯の間には長い休息時間

がはさまれ、この休息は巣穴でも行われることなどが知られている(安藤・今泉 1982年)。

巣箱を出てからどこでどのように活動しているかは知らないが(寒くて外に出る気にもならない

が)、裕奈は寒くてこの巣箱に帰ってきて休息したのだろうか。 

 布団の中から裕奈のモニターを見ながら、もうすぐ3月なのに、春は名のみ、寒いなぁーと思った。






安藤元一・今泉吉晴 1982年 狭小生息地におけるムササビの環境利用  哺乳動物顎雑誌
 Vol..9 No..2





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